■ダウは反発(34870)。「米長期金利の低下が一服し金融株など景気敏感株を中心に買い直された。長期金利が一時1.36%と前日に付けた5カ月ぶり低水準(1.25%)から上昇。世界で新型コロナウイルスの感染が拡大する中、前日までの長期金利の低下は景気減速懸念を映しているとみられてきた。9日はそれが上昇に転じ、投資家心理が上向いた。利ざや縮小懸念が薄れて金融株が買われた」。
■原油は続伸(74.56)。「OPECプラスの行方は依然不透明なものの、ドライブシーズン到来で強いガソリン需要期待や、米稼働リグの増加が小幅(4基増)にとどまり、需給悪化の懸念が和らいだこと・株高もあり原油価格は上昇」、●金は反発(1810.6)。
■米国債は反落(利回り上昇1.36%)。「短期間に相場が急上昇(利回りは急低下)した反動に加え、来週に長期債の入札を控えて持ち高調整の売り。13日の6月の米消費者物価指数(CPI)や、14~15日のパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言を控えた持ち高調整や利益確定売りも。FRBは9日に公表した米議会への金融政策報告書でワクチン接種の進展に加え、金融緩和と財政政策が「米経済の再開と力強い成長につながっている」インド株の感染拡大懸念・当面の経済正常化のピークアウト観測が後退し年後半も力強い回復が見込めるとの観点からの債券割高感も(利回りは低すぎる)」。
■日経平均先物夜間引けは、28510。
■(為替)109.94-110.25のレンジ、17時は110.15近辺。ユーロは1.1856-1.1881のレンジ、17時は130.75/1.1880近辺 . . . 本文を読む
新型コロナウイルスのワクチンの接種を終えた人の免疫をさらに強化しようと、追加接種の検討が英国などで始まった。米ファイザーと独ビオンテックは3回目の追加接種の許可を米当局に申請する方針を示した。変異ウイルスへの効果が下がることへの懸念が背景にあるが2回接種でも重症化などを防ぐ効果は十分に高く、必要性をめぐる意見は分かれている。
(以下略 原文をお読みください)
(*日経記事 より 表も)
. . . 本文を読む