「今週は雨やし足の具合もまだやし・・山お休みしよう」
「いいよ~じゃあ妹んち行って来る」
と言う事で
2005年5月11日、の思いでです
昔の話
30歳で右膝後十字じん帯を傷め、約20年山と無縁の生活をし・・
やっぱり山を歩きたいと2003年からぼちぼちリハビリを始めたものの・・
思う様に良く成らず・・・
悩んでいた時2004年4月発売の『山と渓谷社、宮崎県の山』の最初のページ
『5月、キリシマミツバツツジが山肌を赤く彩る新燃岳北斜面』
20代の頃、霧島縦走路を通った事はあったが、
「こんな景色知らない、見たい!」
それから頑張って2004年秋には何とか登山が出来る様になり
2005年5月連休中2度も事前確認に行き11日!
新湯温泉から新湯林道を進み、
綺麗な川と真っ赤な川を徒渉し
樹林帯を沢沿いに登り
トラバース道気味に北西斜面を進み~~一韓国岳南斜面が見えてくると
一気にキリシマミツバツツジが~~~
ピンクのトンネルとなり~~振り帰ると~~~~こんな感じ
行けども行けども~~~全部キリシマミツバツツジです!信じられます
獅子戸岳と新燃岳の鞍部に向けて進み
左手に獅子戸岳のシンボル獅子の顔の岩(画像右上)が見えてくると、間もなく鞍部の十字路
十字路から獅子戸岳に一気に上がり~~新燃岳北斜面を振り返ると!
北東斜面も~~
じっと見いている方の気持ちわかります
鞍部に下りながら、新燃岳北斜面を登る縦走路がわかります
右に行けば新湯林道、左に行けば大幡山や炭化木の森に行けました
鞍部直前まで下り新燃岳北斜面を見上げ~~
ピンク色はミヤマキリシマではありません!全部高さ数mあるキリシマミツバツツジです!
人も多かった~~でもこの画像程度
名残惜しく新湯林道に戻る途中
獅子戸岳斜面の奥に韓国岳
トンネルの中を戻ります
ミツバツツジの木はどれも高さ数m有る木々
約600mの花のトンネルを再度往復し帰りました~
この景色を立ち入り禁止になる2010年5月まで5回見ていますが
この2005年の景色が私にとって絶景でした
しかし!今は全て火山灰や溢れた溶岩の下です・・・・・
2019/04/27(8年ぶりに解禁となった韓国岳から獅子戸へ)
でも完全に全滅した訳でもないようで
この時期新燃岳北西斜面を見ると・・わずかにピンクが見え
~~~生き残った木々か?新しく芽生えた木?が懸命に花を咲かせています
もし今後立ち入りが解除されれば登山道は消失していますが
地理はわかるので行って見たいです
今の私の目標は膝のリハビリを本気にさせてくれた花たちが、
また再生し花を咲かせる時まで今の足腰を維持する事!
「300年位かかるっちゃないと~~」(前の噴火から約300年)
「それでもいいと!そういうことじゃないと」