「また雨や.......」
「今週は雨でも尾鈴山に行きたいね!!!」
去年4月20日、尾鈴山はアケボノツツジが満開でした。
先週も先々週もそして今週も土日は雨・・・・。
しかし、低気圧の動きが遅く雨は27日の夕方から・・・多少の雨覚悟で!
9時半に登山口近くの三叉路に到着、駐車中の車は2台しか有りません。
尾鈴山山頂側から周回するか、長崎尾側から周回するか迷ったあげく、長崎尾側から回るため三叉路に車を置いて
10時に出発、まず林道を登ります。
水場の有る広い駐車場にはすでに10台ほど駐車中・・思ったより多いです。
駐車場奥の登山口から急な坂を登り、登山道は山桜の花びらで・・いっぱいです。
一度林道に出て・・また少し林道を登った所から入ります。
他にも標識の有る入り口が林道を下った所にあり、この道は踏み跡の薄い道を100mほど登ると本道に合流します。
ちなみに、下って来ると何の迷いもなく上側に出ます。
この時期は照葉樹の新芽と落葉の季節でもあり、踏み跡がわからないぐらい落ち葉でいっぱい。
途中からアセビのすごいこと・・・
しかも重さに耐えきれずか?・・どの枝も折れています。
尾根に出ると・・・
アケボノツツジ、アセビ、シャクナゲが~~~。
長崎尾でパンとコーヒーで小休止をしていると。
「東雲さんですか?」と声をかけていただき・・。
いつもコメントをいただいている『マイペース登山さん』で、ご家族とお友達でアケボノツツジ散策でした。
お会いするのは初めてでしたが、「お久しぶりです」と初めての挨拶をし・・・
いろいろお話をしてマイペース登山さんは昼食、私達は尾鈴山方面に・・。
長崎尾から尾鈴山手前のピークまでの稜線一帯に最もいろいろ咲いています。
ここはアケボノツツジとシキミ・・・。
大きな岩の有るピークで・・またパンを一口、
ここはアケボノツツジとヒカゲツツジとシャクナゲ・・。
稜線沿いは・・
花びらが落ちている木も在るので・・少し遅かったかな~~。でもまだ十分楽しめました。
アケボノツツジを見上げながら・・進みます。
アケボノツツジを横目で見ながら・・進みます。
蕾のミツバツツジもまだ有り・・・。
尾鈴山本峰稜線まで来ると・・・、
広い稜線は・・・右も左も後ろも前もアセビ!アセビ!アセビ!・・・それもすべて満開で・・・。
「この辺アセビの香りがする」「・・・なるほど・・アセビの香りね・・・」
「アセビ(馬酔木)を食べたら人間も酔うやろか~~?」「一花弁ぐらい、酔うのは車に乗ってからにして」
もちろん食べていません。
Wikipediaより
有毒成分は、グラヤノトキシンI(旧名アセボトキシン)、アセボプルプリン、アセボイン、ジテルペン、アンドロメドトキシン。
毒部位は、全株、葉、樹皮、茎、花。
毒症状は、血圧低下、腹痛、下痢、嘔吐、呼吸麻痺、神経麻痺。
有毒を利用し葉を煎じて殺虫剤に利用したり、殺虫効果を自然農薬として利用されている。
鹿が食べないので増えている。
「だと・・・」「・・・・」
山頂まで来ると、ガスも濃くなり、時々雨粒も・・・・・昼食を食べるつもりでしたが・・・そのまま下山です。
「米粒散らかしたの誰!」本当に・・山の中、アセビ!アセビ!です。
少し濡れ始めたので傘を差して。
無事登山口に15時5分に到着。
久しぶりのお山歩だったので入念にストレッチをして、
車に乗ると・・・降り出しました。「セーフやったね~~~」
GPS計測で距離8.2km、時間5時間5分、標高差870mのお山歩でした。
アケボノツツジは満開を少し過ぎている気もしましたが、十分楽しみました。
アケボノツツジの他にもアセビ、シャクナゲ、シキミ、ヒカゲツツジ、ミツバツツジなどたくさんの花が咲いていました~。
それにしてもアセビがあんなに多いとは今まで気付きませんでした。
尾鈴山はアセビの山でした。
しかしほとんどの枝が折れているのが気がかりです。
次はどこ行こうかね~。
・・・ノカイドウも咲いてるやろう・・