「今週は韓国岳やね、それも北峰とかどう」
「数年ぶりや~~」
「北斜面のミヤマキリシマが咲いていれば最高やけどね」
韓国岳のミヤマキリシマがそろそろ良い感じのハズ、
火口内東側斜面がお気に入りなのだが、
北峰北斜面東斜面にもミヤマキリシマが繁茂している
しかし情報が少ないので自分で行って見るしかない!と
北峰に行き、更に爆裂火口に下り本火口周回をするには
山頂往復より2時間以上時間がかかるので
早めの朝8時えびの高原駐車場到着、
すでに下は満車、上に駐めて8時40分出発
五合目のベニドウダンも今年は控えめ・・
山頂直下のミヤマキリシマほぼ満開ですね
10時25分、294回目の韓国岳山頂
途中またトラさんにお会いし、「北峰へ行って来ます~~」と周回路へ
3月より現在新燃岳噴火警戒レベルが2となった事で
災害対策基本法による立ち入り禁止区域が獅子戸岳手前まで拡大し
火口縁から獅子戸方面に下る登山道が通行禁止にになっています
韓国岳火口縁周回は禁止区域にも当たらず、通行禁止の登山道も通行しません
火口内東側斜面は元々お気に入りの場所
「少し早い?」まだ蕾も多く「だね~」
更に進み
火口内斜面、火口外斜面のミヤマキリシマの景色を確認しながら更に周回し
「まだこれからやね~~」
ここが満開の時の記事2017年6月16日『韓国岳でシーズン最後のミヤマキリシマ・・』
さらに進み
この火口内斜面の雰囲気が好きなんです
火口斜面(外側)のミヤマキリシマはほとんど咲いていませんでした
北峰へ登り返し
北峰東斜面を
この斜面、全部ミヤマキリシマなんですが・・・残念!花が無い、咲いてません
北峰山頂より北東斜面
満開だと圧巻なんですがね・・・
山頂直下北斜面
ここも咲いていればね~~
蕾もまだ多いのですが・・
花が少ないので今年はこんな感じでピークですかね~
11時30分北峰山頂
ハエハチアブにクモに小っちゃい虫達・・まあ虫だらけ、
人間が食べる前に昆虫達が試食するので
簡単に素材を挟んでサンドイッチで素早く食べ
対岸の韓国岳山頂との構図で記念撮影
12時10分、爆裂火口へ降下開始
「どっち・・・?」「行けそうな所行けばいい」
踏み跡の有るような無い様な
北峰直下の西斜面のミヤマキリシマ
結構綺麗でした
目標の爆裂火口縁に向かって
水が流れた跡を・・
本火口を見渡せる縁に出て
「きゃ~~めっちゃ景色良い」
本火口内斜面のミヤマキリシマは
密生こそしていませんが全体に咲いています
爆裂火口と本火口の縁に下りて来て
下りて来た斜面をふり返り
本火口縁を登ります
基本的に縁尾根の北側(登り右側)を巻き
大岩を巻いて稜線に出て
「何処の斜面にも咲いてるね~~」
派手さは有りませんが~
韓国岳ミヤマキリシマの景色です
次の岩岩も北側(登り右側)を巻いて
踏み跡らしき物が色々有って・・悩みながら
自分達が歩き易い所を選択
岩上の稜線に出て
大分登って来ましたね
爆裂火口の下に硫黄山も見えて来て
硫黄山方向の六観音御池などの景色を見ながら小休止
「ここから5合目小屋へ行けんやろうか?」
「無理!そもそも何のために?」
このピークを越えると本火口の縁に出ます
登り終え降下地点で
北峰から下って登った軌跡をふり返り~~
「あ・・・重かった・・・」
「減してこんからよ!」
本火口を望み安堵の一時
火口壁断崖に満開のドウダンツツジの大木
「この下8合目や~~」登山道8合目の上に出て
登山道に戻り周回終了のバンザイ
「登山道に戻ったよ~~」「了解~~~」
5合目小屋で休憩とお掃除をして下山でした
無事に下山し新しくなったトイレに行き、裏のオオヤマレンゲを見て
ソフトクリームで乾杯~~
GPS計測で距離7.6km、時間6時間、標高差748mのお山歩でした
山頂付近は2022年のミヤマキリシマも終盤と、そこそこ咲いていました
よく行く火口東斜面はまだ蕾もありもう少し
でも蕾そのものが少ないので今年は花の少ない年でしょう
期待していた北峰東斜面や北斜面も花が少なく来年を期待ですね
北峰は2017年4月『爆裂火口より韓国岳北峰へ』以来の5年ぶりでした
周回路の鞍部部分は所々赤テープも有り基本濃い踏み跡を選択しましたが
他に歩き易そうな所も多々ありました
2人とも膝から下と腕傷だらけ~~
今回ザック重量が16kgだったので登りで疲れましたが
ある意味自信にもなりました
逆ルートも楽しそうですね~
梅雨本番週末晴れるかな~