「さあ行こう~~」
「いよいよやね~~」
27日朝、飛行機で中部国際空港へ・・・当然着替え無しなので・・登山の格好です。
名古屋駅12:00発の『特急しなの』に乗るため、空港からは『名鉄特急ミュー』で・・。
名古屋は”きしめん”やろうと名古屋駅ホームの立ち食い店で
・・・・・途中13時頃・・・・中央線木曽高原付近で・・・・
「晴れのお天気なのに・・入道雲やね......」
「真っ黒の雲やね....雷なってる?」
「晴の予報でも・・3000mの稜線は合羽が要るのかな.....」
それでこの話は終わってました。
その時は何も知らず・・・・皆さんご存じの噴火直後でした。
被災された方は気をつけようにもどうしようも無い災害で・・・、
活火山霧島連山に登る人間として・・・明日は我が身かも・・・です。
松本駅に着き、大糸線へ・・・穂高駅で下車・・・
ザックを担いだ方々が8割以上・・・大きいザックほど誇らしげに歩けます。
穂高では前泊とガスカートリッジを購入しなければいけません。
以前(3年前)穂高駅前のアウトドアショップで購入できたので行って見ると
??お店はありますが・・・予約オンリーと看板が??・・・お店の中で訪ねると「無い」と一言・・・
「どうしょう.......」
観光案内所で他のお店を訪ねると・・・無いかもしれないけど・・・と教えてもらったお店へ
『36』(facebook)と言う駅から10分ほど歩いた住宅街に・・・「有った」
駅前のお店の方とは全く違い
穏やかな優しいお兄さんが対応していただき・・・「有りますよ~~」カートリッジを購入
「よかった~~~」「無ければどうしょう・・と思ってました」「今穂高ではうちだけですと」
ガスカートリッジやキャンプ用品、食材なども有りました。
あまりに優しいお兄さんで・・・欲しかった他のものも買いました。
皆さん是非行ってみてください。
そして夕食と明日の朝食と行動食用のパンなど駅近くのSEIYUでお買い物でした。
穂高町の穂高神社の御船祭りでちょうど船(台車)をぶつけ合うところで・・・すごい迫力でした。
翌日28日5時に起床・・・
ビジネスホテル前をタクシーで6時に一の沢登山口に向けて出発・・・45分4900円で登山口に。
登山口で用意をして7時30分に出発です。
9時10分にエボシ沢に到着!
「ここで標高が韓国岳山頂と同じやね」「小屋までまだ標高700mあるからね」
「後2回韓国岳に登らないといかんちゃ・・・・」
常念岳の稜線が見えてきました。・・・しかも紅葉してる~~~~~。
真っ黄色の登山道を~~~~。
初夏にはまだ雪渓の残る沢を・・岩が大きく歩きにくいです・。
だんだん沢の幅が狭くなり・・・空が大きくなってきた~~~「もう少し・・」
花にも目も触れずとにかく登ります。トリカブトと?
紅葉がますます・・・艶やかに~~~。あの下の見えない所から登ってきた~~~。
もう少しがなかなか着かない・・・身体が重い......。
稜線の人影も見えるようになり・・・・もう少し
それにしてもすごい紅葉です。
もう少し・・・もう少しで稜線・・・。
後数分で・・・
常念岳の南斜面の紅葉を見る元気がありません。
12時15分「着いた~~~」常念乗越です。
一気に広がる・・・北アルプスの山並み~~~~~。
常念小屋へ・・・今日は小屋泊まりです。
テラスで豆腐ハンバーグカレーとうどんのお昼をいただきながら~~~~。「・・・・・・・・・・・・」
横通岳方面の紅葉~~~「・・・・・・・・・」
休憩後横通岳方面へお山歩・・
「常念の南斜面すごいね~~~」「登ってくるとき見なかったの・・もっと綺麗やったよ」
槍ヶ岳方向・・・・。
大キレットから続く・・・北穂高岳・・奥穂高岳・・前穂高岳の稜線・・・
「常念岳大きいね~~~」「1時間じゃ登れんね・・・」
横通岳南斜面
ハイマツの緑とダテカンバ?の黄色・・・良い感じです。
ゆっくり夕食をいただいて・・・
窓越しに見える表銀座から槍へそして大キレットへの稜線・・・「・・・・・・・・・・」「・・・・・・・・・」
28日の行程は
一ノ沢登山口から常念小屋まで距離5.8km、時間4時間44分、最高標高2465m、標高差1174m
常念小屋から横通岳中腹まで距離2.0km、時間1時間33分、最高標高2694m、累計標高差224m
合計距離7.8km、合計時間6時間17分、標高差1398mのお山歩でした。
常念岳や一の沢の紅葉は期待してなかっただけにビックリでした。
「紅葉が最高~~」「もう涸沢で紅葉見に行かんでもいいね」こんな会話も・・・。