「よく登って・・・・よく下ったね~~」
「今回の達成感はすごいな~」
当初の行程の半分しかお山歩出来ませんでしたが、
その代わり北陸観光と道の駅ブラブラをして、無事帰って来ました。
ガッツリ登ってガッツリ下った3泊4日のお山歩をダイジェスト版で
26日.仕事を終え急いでフェリー乗り場へ・・宮崎港19時出港、
27日.8時神戸港到着、阪神名神北陸高速道を走り立山ICで降り馬場島登山口へ夕刻到着
馬場島からかすかに一瞬見えた剱岳
「見えた~~~」「めっちゃギザギザや~~~~~」「明日、山頂に向かって真っ直ぐ尾根を一気に登るよ」
28日.お天気曇り
6日間の行動食がびっしり入ったザックに更に飲料水1人2Lを入れ・・・「いつもより重い・・・・」
昨日の大雨で湿度100%の坂を・・木の根と戯れ・・楽しいくらいどんどん標高を稼ぎ、
当然飲料水もどんどん減って・・・汗も限りなく出て。
尾根の根っこ道をとにかく直登
「ザックが汗でびしょ濡れや・・・」「ズボンのポケットに入れていたスマホも汗でびしょ濡れ」
とにかく全てが、汗でびしょ濡れ
この荷物でほぼ標高差1400mを標準タイム5時間半を6時間で早月小屋へ
小屋では富山の方、関東の方など沢山の方々の話をし・・ゆっくり過ごしました
ただ水が無い小屋の悲しさ、手を洗う水も無し、食器も湯飲みも全て使い捨てのプラです。
しかしこの位置に小屋が有る事はありがたい事です。
29日.朝だけ晴れ予報のため夜中から山頂へ出て行く方が多く、
小屋で朝食を食べたのは34人中7人だけ、しかもほとんど下山組
ゆっくりと確実に尾根をひたすら・・・山頂に向けて・・・。
ガンガン標高を稼ぎます
標高2600m付近から・・岩岩岩
「神様すごいね~~~下を見えなくしてくれた」「・・・・山頂も見えなくなったけど・・・」
「先に進めない!!!!!!右足を前に出せない!」
こんな所も数多く・・・・当然落ちれば数100m・・・
山頂直下、数人しか会わなかった早月尾根登山道と別山尾根登山道が合流すると・・・
「なん?・・・この人出!!!!」山頂は渋滞するほどの賑わいでした。
馬場島登山口から早月尾根2200mを登って来ました~~~~~
かの有名な直登部”カニのたてばい”で30分ほど渋滞しているとか???
混まないうちに下山です。”カニのよこばい”に向かいます。
”カニのよこばい”はあっという間に過ぎ・・・マーカー頼りに下ります。
雲の下に出て「小屋が見えた~~~」剱澤小屋や泊まる剣山荘が見えて来て・・「越えたね~~~」「やったね~~」
今回のハイライトが終了。
30日.今後数日のお天気は、富山などの平野部は晴れですが3000mの山々は雨時々曇り一時雷雨が続き・・・
「室堂まで行ってお天気の様子をみよう」
「あ!・・・・わ~~~晴れてきた~~~~」初めて剱岳の全貌を~~~
「あのギザギザの尾根が早月尾根や」「あれを登ってきたの~~~私すごいね~~~」
「手前の小屋に続く尾根が下山した別山尾根や」
剱澤から別山乗越に出て、雷鳥沢へそして室堂みくりが池温泉へ・・・
食事も豪華温泉付き・・・「こんなの有り?」「ホントは無し!」
途中言葉のアクセントで同じ九州人とわかった休憩中の博多の3人組の方々と楽しくお話をし・・・・またどこかで。
31日.天気予報は更に雨マークが多くなり、ヤマテンメールも雨!
「薬師までの縦走は止め!室堂から歩いて下山しよう」「バス道を歩くの?」「ひたすら木道を下る」
気持ちの良い木道をテクテクと・・・しかしこの木道・・滑る滑る!!!
天狗平までは青空の爽快な高原歩き、弥陀ヶ原で青空が無くなり・・!更に下るとガスで真っ白・・その後雨が降り出し・・・
唯一トイレの有る弘法のバス停で休憩昼ご飯のつもりが.....雨・・休憩せず八郎坂を下るもますます豪雨になり
ただでも滑る岩の急坂を数回転んで危機一髪・・・6時間半休憩無しで称名滝歩道にでた~~~~
「室堂から1400m下ったね~~」「いや~~~~~疲れた」
去年の後立山7泊8日の様にひたすら稜線を歩く事はできませんでしたが、内容の濃い4日間でした。
早月小屋から剱岳を越え剣山荘に下る間、私達ほど重い荷物を持った方は見かけませんでした。
それだけに、このザック重量で岩岩岩の剱岳を早月尾根から越えた満足感というのか、自信というのか達成感を十分に感じる事ができ満足しています。
とりあえず、ダイジェスト版でした。
後日ボチボチまたアップします。
準備、移動編
1日目馬場島から早月小屋
2日目早月小屋から山頂編
2日目山頂から剣山荘編
3日目剣山荘からみくりが池編
4日目みくりが池から称名滝編
4日目下山後いろいろとまとめ編
5日6日目北陸近畿の道の駅をブラブラし、宮崎まで帰る