「いつ行こうかね~9日と11日ちょこっと雪で、10日は晴れ・・・」
「晴れの日がいいな~~」
「だね~~」
理想は『ガッツリ雪が降り翌日快晴で登る』です
そんなに上手くいくハズも無く、9日17時小雪降る牧ノ戸峠に到着・・
気温-6℃そこそこの風、積雪ほぼ無し・・・
宿泊組と思われる車は数台有るものの、この状況の中で車中泊する物好きは他に1台も無し・・
後部座席をフラットにし・・2人寝るのがやっとの室内で荷物を前席と後部に押しやり
当然エンジンはかけたまま窓を少し開け夕ご飯・・・火を使うので神経使います
夜中寒くて眠れなかった人と、暑くて眠れなかった人・・この差は何だろ?
しかしシュラフは「お漏らし、した??~~」と思うほど2人共床側がマットと共に結露でびしょ濡れ
それだけ気温差があったと言う事なのか・・
朝4時に目覚ましが鳴るも寒さと眠さで大寝坊・・
室内を片付け狭いスペースで朝食を食べ・・出発する頃には夜が明け
積雪0mm、霧氷が綺麗
扇ヶ鼻方向も想像より霧氷が付いている様
登山道は凍った無数の靴跡路面でやれやれ
霧氷のトンネルを抜け
日差しがあってもまだ氷点下~~解ける気配無し
「なん~~あれ~~久住山見て~~」
北からの冷たい空気が温かな南斜面の空気に触れ~~そして下降し雲海に~~
「上に上がったら滝雲みたいに!もっと綺麗に見られるかも~~」「行こう~」
中岳の予定を急遽、星生崎へ直登「凄い煙吐いてるみたい~~~」
登るにつれ・・・時間と共に・・様子が変わってきて・・・
最後の登り
星生崎に着くと南斜面のガスが「あれ・・消えていく・・」
「せっかく登って来たのに~~」「まあこれも成り行きで、いいが~~」景色にバンザイ
ここまで来たら星生山頂へ戻るしか・・「なにしてると~~」
「逆さまV字バランス~~」時間が早すぎるので遊びながら
いつもは通らないここも通って
楽しむためあえて一人出来る限りピークの岩をたどるも・・途中で断念・・全部は無理でした
ここでも景色を見回し時間つぶし
行った事の無い肥前ヶ城の踏み跡を上から探し議論
山頂方向へ行きたくない訳でも無く・・・ダラダラと景色を見ながらいっこうに進まず
山頂で記念の構図
パンを食べたり・・ゆっくり景色を~~
「こんなに帰りたく無い事って無いね~^^」「何でかな~~」
「もう観られんちゃろうか・・」「・・・ばっかじゃないの今の景色をゆっくり楽しみなさいって事よ」
名残惜しく下山開始
「白いミモザや~~」「無理が有りますが確かに・・・」
西尾根を下山中・・・急に生暖かい空気に包まれ始め・・・「暑くない?」
温かい空気の漂い始めると同時にガスが湧き始め
霧氷が急に溶け出しバサバサとうるさいぐらい・・木の下は濡れるのでフードをかぶって
登山道は日の当たる所が溶け始めビチャビチャになり・・辛うじて田んぼになる前に無事通過
沓掛山まで戻り山頂岩の上で大休憩
滅多に登らない山頂岩でしばし大休憩
何をするでも無く
さすがに寒くなってきて帰る事に「ありがとうね~~~」
GPS計測で8.2km、時間5時間20分(休憩90分)、累計標高差557mのお山歩でした
帰り『溶岩石窯ピッツア轍』により、石窯の灰で作った灰汁巻き『母が作った灰汁巻きを再現してみた』
を持って行くと「灰汁巻きって~~??なん」
隣の県でも知られて無い様で・・お客さんや皆さんにお裾分け「おいしい~~」と言っていただき大満足
『轍タイムライン』
3連休は1日だけ今回も雪無し”くじゅう”のお山歩でした
翌11日朝、牧ノ戸峠のライブカメラを見ると・・・・吹雪!!積雪してる・・
「なんで~~少し雪の予報だったやろ・・九州では大雪やが・・ヤマテン違うやん」時すでに遅し
そろそろ花の季節になって来ましたね~~まずは福寿草、そしてマンサク~~~