「起きるよ」
「晴れてる?」
「薄曇りや~、風が強いね~」
6時.車中泊したのは1台だけ誰もまだ居ません。さっさと起きてお片付けと準備です。
車の窓は結露でびっしょり、車中泊用のシュラフをたたんでいると
「足下がびしょ濡れ・・・」「え~、結露やろう・・」「マットもや・・」
敷マットをシュラフカバーの様に足元から胸の所までUの字にかぶせているので結露したのでしょう。
味噌汁と昨日買ったおにぎりと鮎の甘露煮を食べていると、
続々と車が増え、85才で毎週山に登っている言う方とお話をしながら準備をし出発です。
「トイレの紙持った?」「.....」
当然ザックはいつものとおりテント1泊仕様です。
今日の行程は、初なので表玄関から往復です。
まず車道を参道まで歩き、参道を登ります。
あっちもこっちも・・・紅葉で・・・・
歴史を感じる石の階段の参道がずっと続きます。
下宮をすぎ、普通の登山道になるかと思いきや・・まだ石畳が続きます。
少し急な所も有りますが、基本的に登山道は石畳!!!です。
小さなピークを過ぎ平の所に・・
落ち葉の絨毯です。
最後は気持ちの良い石畳、結局山頂の上宮までなんと延々と石畳が有りました。
標高差600mに石畳を造った「昔の人は偉いね!!」「今だったらヘリで荷揚げして・・・根性無いね」
山頂でお決まりの構図
隣の北岳まで行ってみます。
北岳から南側の展望は・・「あの遠くの山は?」「方角的には久住方面だけど・・・?」
下の谷は紅葉で・・「あそこすごい!」
中岳に戻る途中、木が倒れて鹿よけネットを壊している所が・・・
「このままでは鹿さん入るやろう、何とかせんと」
木の枝で通せんぼをしてみました。「それでも鹿は通るやろ~」「いいの!」
北岳から中岳への登り「岩がゴロゴロでここが一番面白かったね」
山頂に戻ると数組の方がランチ中、風が強いので風の当たらない穏やかな所を見つけ、
ゆっくりおにぎりを1個だけ食べて下山です。
途中の登山道で、紅葉の絨毯を楽しみながら・・・。
色々遊んでみました。
こんな感じも
そうこうしていると、すぐに下宮に到着です。
車道を駐車場に向けて歩きます・・・「下の方が見頃やね」
駐車場に戻ると満車状態、「警備員さんもいる」「平日なのに多いね」
皆さんシートを広げてお弁当食べたり、写真を取り合ったりと、
それぞれのスタイルで紅葉の英彦山を満喫されていました。
GPS計測で8.6km時間5時間13分(停止1時間15分)登り817m下り715mでした。
さあ帰ろう~。
その前に少し回り道だけど、道の駅もう一ヶ所行こう。
『道の駅 歓遊舎ひこさん』でスタンプを押して・・
道の駅の食堂に[鮎うどん、そば]だって・・どんなんだろう?
本格的にお昼を食べていなかったのでいただきました。
鮎の甘露煮入りでした。「3食連続の鮎の甘露煮やね」「背ごしや塩焼きがのってる訳ないと思った」
そのほかコンニャクや山の物がいっぱい販売されていましたが・・・・、
「大好きなコンニャク買わなくて良いの?」「どうしよう・・なんかピンとこなくて~ね」と買わずに・・・帰路に。
ところが!数km走った所に「こんにゃく工房」の看板発見!寄ってみると、
3代目だと言う若い奥さん(同世代・・たぶん)が、きりもりされていて!。即!買いました。
アクが無くて、コンニャクのイメージが変わるぐらいの美味しさでした。
「酢味噌も何にもいらない」
初めての英彦山で山頂まで続く石畳にビックリ、信仰と昔の方の凄さを感じるお山歩でした。
登山口付近が紅葉の見頃で綺麗でした。
道の駅のスタンプも5ヶ所増え増したが、それぞれの道の駅でお買い物も多く......「買いすぎた・・・」
「今週は何処行こう~」「靴をソールの張り替えに出したからね・・」
「昔の靴が有るやん~」「まあそうなんだけど・・また土曜日雨だし」
「しし座流星群の観察はどう?」「一昨年徹夜で見たね~」「ピークは土曜の夜だよ」
どうなるか・・・