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The Dawn Sky (東雲の空)

12日.念願の坊ガツル野焼きを見学に

坊ガツルの野焼き12日や・・・

どっちにしても私は捻挫で行けないし・・・

坊ガツルで野焼きが行われている理由は

九州電力サイトで

 

去年もその前も狙って居たのですが・・

タイミングが合わず断念しています

 

県外の所用を済ませ金曜日帰宅後

やっぱ今から坊ガツル行って来るは~~

夕方出て長者原駐車場に22時到着、予想に反して駐車場はガラガラ

野焼きの情報は『9時30分より』だけ

初めてだし何処で見られるか何処を燃やすのかも判らず

余裕をみて9時前に坊ガツル法華院温泉に着くタイミングで
6時20分長者原を出発
駐車場もタデ原も全く人が見当たらない雲の多い寂しい朝です

途中マンサクも少し咲いていて

三俣山北斜面の沢には雪がまだ

雨ヶ池7時30分到着
北九州から野焼きを見に来たと言う青年に追いつかれ、お話をしながら歩く
彼は数回目で色々と情報をもらい、平治か大船から見ると別れる
上手く見られたかな?

今から焼かれる坊ガツルに7時30分到着
何処で見るか
近くで見るか・・また上から見るか思案
一旦法華院温泉に行くも、まだ誰も居ません

何処で見て良いのか?近くで見られるのかも判らず
三俣南峰直登登山口付近で待機・・

9時半、野焼きをする地元の方や
九州電力の方々などが増え始め・・

迷いに迷ったすえ、9時40分
やっぱ上から見よう!
三俣山南峰への途中の岩の絶景ポイントへ・・
30分で着けるハズ!!(実際は45分かかった)
例え始まっても、終わる前には着く!ハズ!!

登り始めたのは良いが・・
以前ここを登ったのは
2013年10月坊ガツルでテント泊』後以来
元々久住でも急で有名な登山道!
しかも登山道は約10年前よりはるかに悪化していて・・・
手がかり無しでは一歩も登れない状態
しかもです
心臓バクバク!ゼイゼイハアハア
10年前と天と地の差

20分ほど経った頃パチパチと・・・音がし始め
ヤバイ!これでは何も見られないまま終わるのか・・・
30分経過し
10時10分、我慢出来ずに振り返ると木々の隙間から~~
後10分すれば岩の場所に着ける

10時15分
パチパチ音と歓声が大きく聞こえ振り返る
あ~~ひょっとして間に合わないのか~~~

木々の隙間から坊ガツルが望める標高まで来たので
ふり返りながら登り

燃えるスピードが判って
まだ間に合う!と気持ちの余裕が出て

望遠で覗いて見る
風の吹く方向にどんどん燃えている

10時23分
目の前に目的地の岩が現れた時の嬉しかった事
よっしゃ!間に合った
すでに一人の方が見ておられ・・

もう十分見たから変って良いよ」と
ビューポイントを譲って頂き
周りから燃やして来ているんですね

大船林道沿いから木道付近はもう真っ黒
延焼を防ぐためか、
テント場のトイレの周りを先に燃やしてる(中央上)

1時間前待機していた付近は燃えている!
左上が林道横に大きな標識が有るところ(この直登登山口)
炎の高さ凄いですね人の数倍以上有る

真ん中の直線道路が徒渉してテント場に行く道です

吉部側からも・・林道の両側を

気持ちも心臓も落ち着いたのでもう少し上の次のビューポイントに行き
全体像が良く判ります
真ん中が最後の様

ここでやっと自撮りする余裕が出て来て

真ん中だけ残った時点の坊ガツル全体

ここから上は視界を遮る木々が無いので・・ふり返りながら登る事に
最後に残った真ん中に火が入り

風下に向けてどんどん燃え
炎が大きく成ると音も数秒遅れてバチバチとここまで聞こえ

中央下に見えるのが2個のベンチがある所
人影の大きさと比べても
すぐ先の炎でも背丈以上
中央の炎なんて遠近法を考慮しなくても10m以上あるかも
上からでもこの迫力
目の前で見ると恐い位じゃないでしょうか

次回は下で見ようかな~~とか思いながら
成り行きを見物

残った、残した?部分が一気に

両側から燃え広がる?迫る?様子を・・

最終幕も終盤・・・

・・・もう少しで炎の衝突・・・

左右から炎の陣取り合戦の様・・・

終わった・・燃え尽きた
33ヘクタールが真っ黒に

真っ黒になった坊ガツル

さあ~帰ろう~~
三俣山南峯まで登ってスガモリ経由で
長者原へ帰ろうと登り始めると
圧雪された雪が残っていて、
しかも傾斜が堤防の斜面ほどでツルツル・・
全く体重をかけられない
両手で小さなミヤマの枝と笹を掴んで登る事数10m

日陰の斜面にはまだ残雪が

傾斜が緩やかになり山頂間近
先に見える九州本島最高峰中岳北斜面にもまだ残雪が・・

11時30分、南峰到着
大船林道横から約1時間50分、
途中数回野焼きを見ながら登ったにしては
10年前より早いタイムで大満足

南峰を下り始めると
あちゃーです

踏み跡を正確にトレースしないと踏み抜くよね~と
思った瞬間!踏み抜きました

笹原道は半分圧雪半分水たまりで
覚悟を決めて水たまりを
これが思ったより深かった

三俣山本峰からは更にドロドログチャグチャ路面で
靴おはぎ状態に成りながら
スガモリ峠への降下点まで来て
中岳、久住山や星生崎を眺め休憩

スガモリ峠からの下りで
一回躓き手を付いた以外
走って下りて来て
鉱山道路から三俣山西峰の斜面の
土石流を起こし更に深く成った沢の一つを眺め
自然のすごさを改めて感じ

鉱山道路からショートカット道もいずれ劣らぬドロドロで
裾を汚さないようにゆっくり下り
鉱山道路の小さな徒渉で靴を洗い
進むと「え~~~~ここどこ・・・
想像以上の土石流被害で以前の景色が思い出せない
多分灌木が両側に茂る、日陰の道??

ここは~~ゲートの場所
車を数台駐められた所ですが・・
昔の面影無し

指山への分岐点
元々沢で・・・
グミの木がいっぱい有ったんだよね
一切ありません

今回の10年ほど前にも土石流被害の有った場所は
更に両側数mの土砂
軽自動車程度の岩が転んで来る怖さ

その時に作られた砂防ダムは・・・
土砂を取り除き辛うじて本体が見えるが・・
もはや砂防ダムでは無い

GPS計測で距離13.2km、時間7時間34分、標高差990mの野焼き見学でした

念願の坊ガツル野焼きを見ることが出来

しかも思った通に楽しく行動し大満足でした

久しぶりにフルパワーで標高差300mを45分で登り

心臓が止りそうだった割には自信が持てました

来年もタイミングを合わせ野焼きを見に行きたいです

しかし何事も思いついた時に行動しておかないと
次の機会は判りません

来年は絶対行くから!

野焼きの様子も判ったので

次回は下で間近に見るのも良いかもです

 

彼女の捻挫の状況はかなり良いと・・・本人いわく

今週末はお山歩出来るかな?

マンサク行くか?福寿草行くか?

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コメント一覧

henkutuzizii
是非一度は見る価値あります
そうなんです
身近で撮影された画像は数mの炎で凄いですが
そこだけなんですよね~
上からはその迫力は有りませんが
燃え広がる状況が良く判りました
立中からも良いと聞きました
一度下で見て駆け上がるには私には時間が無いかもです
minou_yamatai
坊がつるの野焼き。
丁寧に段階を追った写真の数々。
迫力が伝わりました。
これは是非とも見ておきたい!
上から見るか、近くから水平方向で見るか。
そこが迷うところですね。
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