「九千部岳は雨で止めよう~」
「どこかをブラブラやね・・・」
多少の雨であれば九千部岳のヤマボウシを見に行く予定でした。
しかし低気圧と前線の通過で本降りの予報・・・
九千部岳に登ったとしてもガスガスでヤマボウシの斜面を上から見通すのは無理でしょう・・・・
山はきっぱりあきらめ、行った事の無い天草下島をブラブラする事に!
九州道松橋ICで高速道を降り天草方面へ~~
すぐに以前も行った『道の駅 うき』に・・・ちょっと立ち寄りのつもりが・・・
「今ここで!お買い物する?」「安いし・・美味しそうだし・・野菜は腐らないし」
「道の駅や物産館はこれから4箇所以上行くよ・・早いんじゃない?」
結局・・・・ここで・・・・・2袋
国道266号を三角方面へ・・途中『道の駅 不知火』に立ち寄り・・
徳川の時代より続く『ヤマア』のお味噌、だけを買い!
『道の駅 上天草さんぱーる』は帰りによる事にして・・国道324号を走り『道の駅 有明』へ
お昼食を併設の蛸料理が有名なレストランで・・
しかし・・弾力のある噛み切れないイメージが強く・・年寄りはパス
そこでホタテ以外は地取れであろう海鮮チャンポンを・・
エビと蛸と魚と野菜の天ぷらの海鮮天ぷら丼を~~
敷地内の見知らぬ花に興味を惹かれ・・・雨の中うろうろ
赤い花・・何?
沢山咲いている白い花は・・??二人とも判らず人に聞くも?で・・どなたか教えてください。
雨の中、下島を横断し天草陶石で有名な苓北町へ、そして国内でも古い陶磁器の内田皿山焼へ・・
気に入ったお皿とカップを買い・・予定外の出費・・・・あまりの豪雨で画像無し
その後夕日が海に沈む景色で有名な下田温泉へ、ごくごく庶民的なお値段の所に宿泊
18頃まで断続的に降っていた雨も19時には小降りに・・・そして日没時間直前・・・突然北よりの水平線の空が~~
「夕日!みえるかもよ~~~」「・・・あれ以上無理やろう・・・もっと西側じゃない」
「きゃ~~~」「うっそ」数分後日差しが出て~~~真っ赤に焼け~~
夏至に近いのでかなり北側に日の入りでした~~
夕焼けのグラデーションに・・・言葉を失い・・・
思いがけない夕日もすぐに沈み・・・元のどんより雲の景色に戻り・・・夜半よりまた豪雨に・・・・
あの数分間は「何!?!?」と・・・「ご褒美やったね~~~」「何のご褒美よ・・」
翌日雨は上がっていいます、島を一周し帰る計画で出発
途中大江天主堂に立ち寄り
里山にたたずむお寺では無く、教会です。
しかしよく考えると・・ここにお寺は想像出来無いですよね・・・。
次に崎津集落(漁港)に有るカトリック教会
ひなびた小さな漁港と教会・・不思議な取り合わせですが・・これが天草なのでしょう。
ここの伝統お菓子『杉ようかん』・・あん入りの平たい米団子に杉の葉がのせてある不思議な味のお菓子でした。
下島の端、牛深へ~~最も遠い『道の駅 うしぶか海彩館』へ
場所がフェリー乗り場の続きで町の中、専用駐車場は数台のみ、車中泊は無理です。
せっかく持って来たクーラーボックスのために海鮮物をお買い物し
天草のどの道の駅にも有った砥石ですが・・・牛深が最も豊富に置いて有ったので中仕上げを買いました
本渡に戻る途中、天草観光パンフで見つけた『日本最大のハマボウ群生地』に惹かれ行ってみると
開花は7月中旬から・・・1輪でも咲いていないかと探すも・・・無し。(開花の画像はパンフより)
しかし蕾は沢山
ハマボウが3haにも及ぶ広大な面積に群生しているとか・・・黄色い花が一面に咲き誇る情景を想像だけして
「見たいね~~」「しかしハマボウだけ見に・・ここまで来る?」「・・・」「週末雨なら・・・」
本渡を通り帰る途中に、車エビ養殖屋さんの直営お食事処が目に付き~~
丁度昼食時、『車エビおどり定食』を・・・「まだ動いてる~~」5匹ともまだピクピクしています。
この尾びれの色の凄い事~~~。
頭もフライにしてもらい完食、ごちそうさま、命をいただきました。
天草上島の対岸の普賢岳は行きも帰りもガスの中・・・
九千部岳に行っても山肌一面のヤマボウシは望めなかったでしょう~~。
天草下島をぐるっと一周のブラブラでした。
雨の週末は久しぶりの山無し、天草ブラブラで終わりました。
天草下島は自然豊かな海水浴場や白亜紀の化石の島や面白そうな所がいっぱいで、
また、「長島からフェリーで行こうかね」
車中泊で回るには道の駅では無く、小さな海沿いの公園やキャンプ場の方がよさそうです。
あれだけ豪雨の後に真っ赤に焼ける夕焼け・・行ってみないと判らないものです。
予想して見られる物では無く・・山と同じですね~~~~。
今週末は晴れ予報です。
何処行こう~~~。