「雨よ~行けると?」
「大して降らないし、荷物減すし」
ストレッチ中腰痛を発症し2週間が経過
必死の治療の甲斐あってか・・
日常生活にはほぼ問題無くなり
雨の週末、雨足の弱くなった26日午前中、韓国岳へ
えびの高原に着くと期待はしてませんでしたが・・・霜も無し
ガスガス小雨気温8℃
駐車場はガラガラ、県外レンタカー2台のみ
「ほんとに行くと?・・・」「行くやろう~~痛くなったら戻るし」
まずザックからテント、シュラフ、マット、火器類を抜き、計量10730g(約11kg)に
「私も減そう~~」「行動食のパンと非常食のビスケットはダメよ」
約10kgに
ザックを背負うと意外に痛く・・
『こりゃ・・・三合目でUターンか・・』と思いながら・・9時50分無言で出発
風は無し、雨もほんの少し
3合目を越すと痛みが和らぎ・・何とか5合目
眼下のえびの市や湧水町方面には雲海が
痛みはずいぶんと減り決して悪い状態では無いのですが・・しかし
『行く理由・・戻る理由、行くべき理由・・行けない理由』を探し・・・迷いながら
そんな時
「かいちょうですか?~~ふくかいちょうさんですか?~~」
「・・?????・・・なんとかいいんです」
「じゃあ行けるね~~」
グダグダ考えて居た事がばかばかしく・・・痛さを忘れ~~追従する
一人で山を歩いていた大昔、今考えると
不安材料があると、行かなくて良い理由行かなければいけない理由を交互に探しながら
自分自身を鼓舞し歩き続け、目的を達した達成感を、すばらしい景色以上に感じていた気がする
しかし2人で歩く様になった今、そんな事は一瞬に吹き消される
単純に行くのか行かないのか、楽しむのかそうでないのか!
違和感は有るものの痛みは無くなり、なんとか山頂直下まで来てやれやれ
11時40分、誰も居ない山頂
今年初267回目の韓国岳山頂は気温5℃冷たい小雨で風もあり寒く休憩する雰囲気では無く
しかし山頂付近には・・・
未だに自分のゴミさえ持って帰れない人が居るみたいで~回収
寒いのでさっさと下山
登山道に居た鹿に手をふりながら「お~~い」と追いかけ
さすがに鹿も振り向いて「なに!」
登りより下りの方がなぜか腰の負担が少なく普段以上のペースで下山
雲の下に出て、えびの高原や硫黄山が見えて来て
「硫黄山また元気になってない??」噴気孔の数がふえたみたいです
何とか下りて来て・・・筋肉の疲労感は有っても痛みはないのでやれやれと~~~安堵しながら
12時40分えびの高原に戻って~~
「お腹減ったね~~」「下り、いつもより(スピード)早いし~~」かみ合わない会話
GPS計測で距離5.2km、時間2時間54分(休憩5分+2分)、累計標高差525mのお山歩でした
登り始めより下りて来た時の方が調子良く、
『腰痛は山で治す』と表題にしたいほどでしたが、
まだまだ油断禁物!
もし一人だったら何だ感だと理由を付けて
6合目ぐらいで戻っていたかもしれません
無事山頂往復往復出来て良かった~~
2人で登れる事に感謝です
次は荷物と距離を増やしましょう^^
積雪なんて贅沢言いません