「雨やし何処行こう・・」
「今しか見られない物、見に行くとかどう」
九州は梅雨末期特有の雨が連日続き
雨雨雨
霧島連山は連日200mm越えの降水量
こうなると出現するのが韓国岳火口湖
しかし土曜日の時点でYamapでも報告無し
万が一出来ていても
ガスガスでは見えないので却下
もう一つ気になるのが
最近話題のキリシマギンリョウソウが
大浪池石畳以外にも群落が有る事を知り
この雨で生き返ってるだろうし
時期的にも終盤、
探すには今しかない
そこで
「キリシマギンリョウソウ探しに行こうや~」
「大浪池以外にどこに・・・」
「つつじヶ丘からの登山道にあるみたい」
「え~~、この時期あそこ通ったことないもんね」
日曜日は前線が南下し雨も一段落
8時過ぎ、大浪池登山口前を通ると、
大雨警報が出ているからか
一台の車も無し!
えびの高原駐車場はなぜかそこそこの車が駐車中
小雨降るガスガス中、何かイベントでも有ってるのか?
用意をして8時50分出発
ザックを担いでいる人どころか
歩いている人さえ誰も居ません
さあここからですが
途中までしか行きません
すぐに!
「そこ有るじゃん!」
「ほんと~~~~」
登山道から離れ探していると・・・
「ここ歩けない・・・」
「踏むぞ!」
一歩一歩確認しながら
「この辺歩くの止めとこう」
白い点々は全て!
場所を変え・・・
ガスガスの中をウロウロ
「あった!」
それ以降・・
「全く無いね・・・」
不思議な位、無く
通い慣れてるからいいものの・・・
ガスガスで鳥の声も聞こえない・・・
迷いそう
他のキノコは沢山・・・
「有った~~」
「足元も左上も有るじゃん」
「知ってるよ~~」
透き通る様なピンクが綺麗です
この付近の株は
頭部分というか、先が
釣り鐘風の花弁みたいに
大きいのが特徴ですね
親指が約2cmあるので・・
同等ぐらい
キノコは有るものの
またぱったりと無くなり
「ないね・・・」
「もうこの先無いん違う?」
突然!
「いや~~いっぱい有る」
判りますか?
後ろや、2mほど奥の根元から根元へ点々と
背が低く出て来たばっかりか?
頭の部分が親指以上、
最も大きかった個体
その後もウロウロし
ポツ・ポツ・と有るのは有るのですが・・・
大雨の影響で泥を被った物や・・・
この付近が最後か?
見つけられないのか?
見当たらず
Uターンし
一番沢山あった付近で再度ウロウロ・・・
有りますね~~
白いの全部そう
「まだ撮る?何枚撮った?」
「もうギンリョウソウはお腹いっぱいやけど・・」
「撮って下さ~いって!言ってたから・」
お腹いっぱいと言いつつ
探しながら帰りました
登山口まで戻る途中
遠くに合羽を着た2人が何やら掘っている??
口笛を吹くと県道方向に立ち去りいなくなり・・・
画像には映ってませんでした
不自然ですよね・・・
何してた
つつじヶ丘登山口まで戻り
「えびの岳にも有るかもね」
「探して見ようや」
今度はえびの岳
数株見つけた時点で戻りました
有るのは有る様です
六観音御池登山道でも数株見たことあるので
えびの高原周辺は探せば多少なりとも有るのでしょう
GPS計測で距離3.6km、時間2時間30分、標高差147mの探索でした
今しか見られないキリシマギンリョウソウの群落は
登山道横だけで無く
付近の茂みに
大浪池石畳付近よりはるかに沢山繁茂していました
登山道以外も探し回って言うのも気が引けますが
登山道周辺にも沢山あるので
なるべく登山道からはみ出さず
観察すれば、減る事も無いと思います
雨の一日、キリシマギンリョウソウに遊んでもらいました
今週も大雨が続きます
韓国岳に火口湖が出来ているか
金曜日までに
誰か見に行ってください~~