三重苦になった DSL
[URL] ですが、修理を、ボチボチと進めております。
下面の液晶にゴム製の両面テープで固定されている壊れたタッチスクリーンを確認すると、一部導電性の薄膜が破損していて、タップしたポイントに対応する抵抗値を正しく検知できなくなっていることが原因のようです。このデバイスを修理するのは不可能と考え、今回はチェンジニアに徹することにしました。
そこで、銀行のリアル店舗で、交換用のタッチスクリーンを購入してきました。
交換方法については、やはり Imageing LABO サン
[URL] の記事
[URL] を参考にして下さい(以下略)。
液晶に固定している両面テープはお約束のように再起不能ですし、液晶の化粧枠の両面テープも、別モノを貼り直す羽目になってしまいました。また、気持ち液晶が傾いているような気もしますが、気にしないことにします。
タッチスクリーンはアクリル製のベースの上に、y軸用、x軸用を各々1対の4枚の導電性シートを乗せたもので、補正時に3点2次元の抵抗値の組の (Rx1,Ry1)(Rx2,Ry2)(Rx3,Ry3) が (Rx1+Rx2)/2=Rx3,(Ry1+Ry2)/2=Ry3 (許容誤差範囲内)になっていないと位置補正が正常終了できないようになっているようです。
また、タッチスクリーンの補正値は不揮発目盛に記録されているようで、1度補正が完了するとシートを交換するか、シートの劣化により抵抗値が変化するまで補正の必要は無いようです。補正データの記録位置の特定は面倒なので省略。恐らくファーム後方の環境設定領域のドコかと推測しています。
これで、電源回りの補修が出来れば、完全復帰も可能になってきました。Bボタンを押さなければとりあえずは使用可能ですが、押さなくてもタマに電源落ちるし…