日々の移ろい

春を待つ

3月弥生 我が家の庭に、
毎年の 私達の春を 見つめてくれている桃の木がある
今年も、もう色を付け、花開こうと膨らんでいる。

長女のお腹の様に!
出産予定日を2日過ぎた長女。
あちこちから、「どう?産まれた?」 
コールにさすがにナーバスに為りだした

時が満ちたら、生まれる!と判っていても、
今か今かと、ワクワクした気持ちで つい口にしてしまう言葉が
出産を控えた妊婦さんには、大きな重荷だ。

私も、1週間遅れた
会う日と会う人に、「まだ?」とか、「どう?」とか。声をかけられては
どういう顔をしたら良いのか・・・、と 困っていた。

職場の、つい最近お母さんになった連中にも、その話題を振ってみたら
経験者は、一様に、「もう、精神状態が可笑しくなる位、一杯一杯だった」と。


受験生がいた頃の3月初め。
もしかしたら、今年は辛い春になる?とさえ 案じた年が2度あった。
大学受験生、家族は、来週の国公立発表まで、あと少し。
高校受験なら、春分の日まで待つ。
たとえ、予想外の春が訪れたとしても、そこからの展開は又自分次第。

私達にベビーをもたらしてくれる、春
受験とは違って、産みの苦しみというのは、同じように大きい。
しかし、必ず大きな喜びを運んでくれる。

しばし、心穏やかに、春を待つ
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「娘家族」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事