見出し画像

日々の移ろい

一人っ子介護 母の事


先週木曜に面会して 1週間、
夫と今夕 面会に行こうと、話していた今朝、

特養の看護師さんから、連絡が入った。

昨日、
指先が、紫色になり、
血圧も100から120,
今朝は、97まで落ち、
しかし、食欲はある。
脈が弱く、

その点も心配 と伝えて下さった。


この状況は、末期?

と、心ざわつき 急いで 夫と駆けつけた。


リビングで寛いでいる母を見つけ、

あら?!

元気な声!

まあ、良かった良かった。

ハンドルを握りながら、
今月も お葬儀を出さねばならない、、今度は私が喪主、、

と 心の中で算段をし始めていたところだった。


電話を下さった看護師さんも、
「あらー!よし子さんが来られたら 見違えるほど お元気!」

と、代わる代わる職員さんから声をかけられた。

声もはっきりと大きく話す。

確かに 指先は5本とも 紫色。


昼食時間になったので、食事介助をし、

半分程食べた処で もうお腹いっぱいと。

食べられるなら 宜しい宜しい。

と、安心して帰宅した。

…………………………………………
実は 親不孝な考えを いだいていた近頃だったのです。

先月姑を送り、

もう、解放されて、

夫婦の残された時間を、
自由に使いたいね、

と、母の存在は分かっていても、
クルーズだの 夢見て、ため息をついていた私なのです。

夫も 誕生日が来ると75歳。
時間もエネルギーもそんなに残されていない?

先日も次女から、

「おばあちゃん(姑)との長い同居生活から今迄、お疲れ様。
旅行とか、楽しんできてね、と言いたいけど、お母さん達 中々叶わないね」と、言われた所でした。

今の状況なら、
いつ急変するか?分からない母がいます。

私は一人っ子。
頼る兄弟も居なく(と言っても頼れない兄弟もいますね) もう充分 任務は果たしたんだけどな、、と、
悶々としつつ、

また明日から 母の所へ通う日々と、致します。


見出し画像 の絵馬
職員さんに書いて頂いたようです。
  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「母」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事