途中 振袖姿の成人式帰りのお嬢さん方を見かけました。
父母は、私の成人式には、総絞りの振袖を買ってくれ、
着付けを習った母は、
私に ふくら雀 を結び、
着付け 送り出してくれた日は、足元に雪が残る晴れた日でした。
その振袖を3人の娘が着て、
その度に、母が張り切って私の家まで来て着付けた日を 懐かしく思い出していました。
次には、長女の処の孫が着てくれるかもしれないと、
大切にとってあります。
今日の母のベットの柵には、(職員さんが)
年賀状を貼ってくださってありました。
「可愛いなあ」
「長生きしてネって。 書いてあるわ」
「あっちのお母さんは元気か?」
と、姑の事を気にかける母です。
「もう食べられなくなってきたから、パパは お寺さんに電話し、お葬式に名古屋から(三河に)来てくれはるか?聞いていたわ」
と、話すと、
「私は食べなあかんな」と 頷く母。
しかし、一呼吸すると、また
「あっちのお母さんは元気?」
と、尋ねる。
これを4度は繰り返し、
「私はお陰さんで元気やわ」
「お父さん(既に10年前に亡くなっている)が、あんたになんか こうてやれ(買ってやれ)言うてたから、好きな物こうて」と、財布を目で探し始める母。
認知症は 5,6年前から進んではいないが、
自宅介護なら、対応に苦慮するだろうな と 思ったり。
今日は、姑の特養は面会不可日なので、明日 面会を予定しています。