
突然、電話が鳴った。
夫が受話器を取ったが、義兄だった。
「パソコンが壊れ、アマゾンで落とそうと思うのだが、妻が許してくれない・・。
俺の年金もあるのに、自由に使わせてくれない・・。
妻は、自分の実家の墓には何度も行くのに、
俺の家の墓にも連れて行って欲しい・・、言っても
ちっとも行ってくれない・・。
もう、お金も自由に使えないのなら、離婚だ

と、言う電話だった。
近くに奥さんもいて、痛い!やめて!と、怒鳴り声と悲鳴が交差する
激しい電話に、夫と2メートルも離れていた私にも、聞こえるほどの
驚くような事態が聞こえてきた。
義兄は、躁鬱病も患っている。
今は躁の状態らしく、激しい状態が伝わってきた。
義姉も大変だな・・・、
離婚!なんていわれたら、これ幸い

もう今まで充分我慢したんだから、もう好きにさせてあげたい!って
もし、私の娘ならそういってあげたいくらい。
これは、どうしたものかと、夫は義弟に相談した。
義弟は、「お姉さんに電話を掛ける」というので夫は任せた。
が、今日の昼になっても、一向に連絡が無いので、
再度夫はm義弟に連絡を取ったら、
病気なんだから時間がたったら、ゆっくり電話を掛けて様子をみようと考えていたそうだ。
が、昨日の様子は、ただ事ではなかった。
夫は、弟とそんな悠長な事を言っていては!と話すうちに
言い争い担ってしまい、その後夫が義姉に連絡を取った。
昨日と違って、今日はいい状態になっているらしい。
が、部屋には、重いもの、鋭利な刃物などは、
目に付くところには置かないようにしていると。
事件がおきても可笑しくない状態の電話だったから、
想像できる事態だ。
そんな家の中では、楽しい語らいも出来そうにも無いだろう・・。
私なら、きっと我慢できずに、逃げ出す!
と、夫と姑に既に 宣言しておいた
