日々の移ろい

58歳 になり

私の誕生日は 畏れ多くも 皇后陛下と同じ日。

いつも新聞や報道で、誕生日のお言葉を拝見する。

謙虚で 心洗われるお言葉を 述べられ
どうしてこのような清い心を保って、お過ごしできたのか?

自分の 悪しき気持ちを 顧みさせていただける日となっている。


58歳って、子どもの頃には
とってもおばあさんを想像していた。
勿論名目だけでなく 確かに 「ばあば」の称号を 頂いている

母たちが この60歳前には、
もう既に、両親を送り、妻:ばあば として生きていた。

また、高度成長期のあの頃は、
がんばれば 一応の物が手に入る喜びを 享受していた。

テレビ、エアコン、自動車...購買欲の盛んだった父は、
どんどん人より先に買っては、達成感を味わっていたことであろう。

しかし、今私達60歳をこれから迎える 団塊の世代の一つ下の層としては、
平安な日々が過せたら、もうそれで良い。

争わず、穏やかに。


10月20日は そんな一日を過した。
友からメールにて、祝ってくれた言葉に返信したコメントは、

何事も起こらず 静かな 一日でした、と。

老人3人を抱えている私にとっては、

事件が起こらないのが 一番

商売屋の一人娘として育った私は、家に中でも、
改まって祝わって貰ったこともなく、
結婚した。

結婚し 3人の娘を授かってから、誰の誕生日も
楽しく盛り立てて 家族皆で祝った。

男性は違うが、というと不公平となるが、
女性にとって 誕生日であれ 正月であれ、
炊事洗濯お掃除は 手抜きこそあれど 毎日のこと。

子どもが 小さな頃は
せめて 誕生日くらい 家事から開放されたい!

と願ったりもしたが、
今となっては 家の中の仕事量も少なくなっていて、
たいした問題でもない。


不平不満など口にせず 
美智子皇后様の お言葉のように 少しでも 慎ましく清い心で
日々を送っていきたい、行けるかな?
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