3人息子のうち 他県に住む長男とは 折り合いが良くなく
やはり他県にすむ3男は 冬は雪が積もる寒い地の為
、
姑はやはり 次男である夫と暮らす方が気心も知れているということで
同居している。
その日は いつも穏やかな夫も 虫の居所が悪かったのか?
姑と言い争いを した(私の居ない時だった)
夫は 私より しまり屋さん(軍配は引き分けかも?)
そんな夫は 姑の買ってきて欲しいと頼まれるものに
けちをつけた。
そして そんな高いものを!と 言い放ったら
姑は「贅沢ひとつしていないのに あれこれ 言わなくてもいいのに...]
と、夫に切り替えしたそうだ。
夫は
「いやいや これ程生きていることが贅沢ではないか?
俺もこの10月で68歳になる、お袋の世話でいつのまにやら
70歳に近い」
と、言い返したところ
「そんなに早く死んで欲しいの?」
と、姑は 涙ぐみ。
夫の言うように姑にも色々こだわりがあり
これでなくちゃ! がある。
希望に沿って生活を援助していても
老いた親(もうすぐ93歳)とのこの生活が 何時まで続くか
それまでに俺が参ってしまう・・・
と考えたのだろう。
「それなら 3男のところに行くわ」
と姑は夫に 話した。
夫も
「行くと言っても お嫁さんの了承を貰ってあるのか?」
と、姑に尋ねたら、
案の定 3男からは いつでも来ていいとは効いていても
お嫁さんの声は聞いていない。
まあ、ただの親子喧嘩だったのだけれど
「行くなら 荷物をまとめたりはしてやらないから
一人でやれよ」
と、夫は 姑に告げた と、聞いた。
言い過ぎた、と夫。
でも、何しろ親子。
私も実家でのいざこざは 毎度のことよ
