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日々の移ろい

いよいよ

昏睡状態の姑と、
特養で面会してきました。

看護師さんから、
「昨日今日と、殆ど召し上がらず、口に入れても飲みこもうともせず、水分も殆ど取られず、

また、肛門の括約筋が緩み始めて、緩い便がダラダラと止まらなくなって、、」と、聞きました。

最期の兆候の症状である、
まだお小水は 目に見えて減ってはいないそうです。
脈も取れ、血圧も下がり始めてはいても、測定出来る範囲と。

昨日まで、声掛けに応じ、声がする方に顔の向きを自分で変えていたそうですが、

今朝は、それもなく、
(命を)「保てて居るのが不思議な程」と看護師さん。

「以前お願いしたように、
このまま 最期までここで、見て頂けるか? 」と確認しましたら、

「医師が常駐していないので、
サチュレーションが下がったり、呼吸が苦しくなった段階で 、亡くなったら医師の死亡診断書を書いて貰うためにも、病院へ搬送する」

と、伝えられました。

この特養は医師が常駐しておらず、看取り介護を積極的に取り入れておられませんので(看取り介護加算も設けていない)

致し方ありません。

姑の この段階でも 病院へ移る方もおられれば、

いよいよ と なってから、搬送する方も居られるそうです。

特養という施設は、全て看取り迄 対応してくださると理解していましたが、

医師の常駐で対応が分かれるのですね。

今の段階で「看護師さんの家族でしたら、どうされます?」と、お尋ねしましたら、

私の意見と同じく
「今の段階で移動させるのは 体力も損ねますから、できる限りここで看てから、、」と、おっしゃいました。

救急搬送の際、救急車の中ででも、人工呼吸などはしないと、伝えますし、

「搬送先にも、酸素マスクはしても、生命維持装置や点滴は希望しない と、ご家族の申し出をそのまま伝えます」 と、仰ってくれました。



こうなると、次に電話を受けるのは、いよいよ病院へ搬送する時 と覚悟しました。

昨日、義弟に伝えましたら、「来週木曜日そちらへ行くよ」
と。

そこまで持てば良いのですが。


見出し画像は、昨年10月20日、特養のベランダを散歩にて。

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