パラオ旅行に行ってきました（2017年 オプショナルツアーのお話３）

ストーンモノリスに点在する大きな石たちの伝説があります

今から約2000年くらい前のこと
神様が７人の妖精に「天から降りて、パラオの未来について話し合うのにふさわしい場所を見つけて、
人間が寝ている間に（一晩のうちに）集会所（アバイ）を造るように」と命じました

７人の妖精は分担して作業を行いましたが、その中のひとりがサボってしまいます
「このままだと作業が終わらないのがバレちゃう」と思ったその妖精は、
ココナッツの実を魔法でニワトリに変えて「コケコッコー」と鳴かせました

すると他のみんなは「げげっ　もう朝？！　まだ完成してないよ～」と勘違いして、
作業を中断して立ち去ってしまいました

しかし、立ち去る前に妖精たちは自分の顔を彫り、
守り神としてアバイの近くに置いていきました

パラオの人たちは、いつかこの妖精たちの手で、
アバイが完成すると信じています

そして、あのサボった妖精は天に帰れなくなり、
今もパラオのどこかで暮らしているそうです

パラオの文化は文字を持たない上に、伝説は同じ部族のみに伝承されるので、
詳しいことは今も分かりません

今科学的に分かったことは、
この石がこの島には存在せず、南のペリリュー島から運んだらしいということ
しかし、この石の地層は　今は海の下数百メートル付近に沈んでしまっています

これだけ大きな石を切り出し（推定５トンもあります）、船に乗せ、
山の上に運んで彫刻を施す
一体どうやって

石たちはそれぞれ　東西南北を向いて設置されています
赤道周辺諸国（ミクロネシア、ポリネシア島）やイースター島などで
石の顔（モアイ像が有名）があちこちで見られますが、
関連性はあるのかということも　未だに判明していません

ガイドさんの話を聞くたまちゃん

ちゃんと日陰を選んでいます

ガイドさんが移動すると　ちゃんとついてくるたまちゃん

もしかして、サボった妖精さんの生まれ変わりなのかしら

罪滅ぼしに　一生懸命ゲストのおもてなしをして

神様の許しを請うているのかなぁ
な～んて思ってしまいました

うちのにゃんずも　何かの生まれ変わりだったりして

前世も「食いしん坊」だったことだけは　確かなんですけどね


おきてがみをはじめました
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