判決

一日遅れの話になりますが，堀江元ライブドア社長の事件の判決が出ましたね。
判決の内容よりもまず，彼のかつての言動の是非について，大学生以上の精神年齢があれば，善いところも悪いところも共に見ることが出来るでしょうが，小中学生に対しては「金で買えない物はない」という発言等は，やはりいい影響を与えるものではないと個人的に思います。
判決の内容に関しては，具体的な事実や争点についてそれほど深く研究しているわけではないし，研究して語れば長編になるのは見えているのでここでは細かく触れません。ただ，テレビのいわゆる有識者とされるコメンテーターの中には，その人の価値観云々の前に，事件の争点すら理解せず適当にキレている人や，一続きのコメントの中にさえ論理矛盾を含んでいるようなアイタタな人もいて，見ていて「ああ，これはショーだったんだ」と再確認せざるを得ませんでした。
批評が流行る時代ではないという意見も頻繁に聞きますが，このような情報の真贋を見抜く理性（と，少なくとも明らかにおかしいものはおかしいのでは？と疑う嗅覚）は身につけておきたい，子供達には身につけてもらいたいと思います。