日本特殊教育学会第51回大会(明星大学日野キャンパス、2013年8月30日~9月1日)
抄録とポスター縮刷のPDF>> 「handout.pdf」をダウンロード
ADHD児の注意転導性における動機づけの影響
~自己調節困難と外的補償の二重性について~
障害科学研究, 34, 169-177: 2010.(オープンアクセス)
論文PDF>> 「34_169177_2010_small.pdf」をダウンロード
<概要>
ADHD児は妨害刺激(現在取り組んでいる課題に無関係な刺激)によって、課題遂行が妨害されることもあれば、促進されることもあることは、古くから知られていた。その理論的解明がADHD研究において長く課題となっていた。この問題について、ADHD児の2つの動機づけ特性が、それぞれトップダウンとボトムアップに作用し、循環円のような相互作用を生じさせることを提唱した。この考え方により、従来の知見を矛盾なく一貫して説明することが可能である。また、このことはADHDの中核メカニズムであると考えられるため、注意転導性だけでなく、反応抑制やワーキングメモリにも適用可能であると思われる。
<ワーキングメモリの改善ポテンシャル>
ADHD児の言語性ワーキングメモリ活動中に自己生成された動機づけによる遂行改善~遂行制御と動機づけの相互影響について~
(Improving Performance of children with ADHD through self-generating motivation during working memory: Reciprocal influences between executive and motivational aspects)
Japanese Journal of Special Education, 49(6), 713-27: 2012.
CiNiiオープンアクセス(刊行6ヶ月以降)http://ci.nii.ac.jp/naid/40019220732
論文PDF>> 「jpnjspeceduc49671327_small.pdf」をダウンロード
文部科学省 科研費 若手研究(B) 2010~2011年度
KAKENデータベース>> https://kaken.nii.ac.jp/d/p/22730532.ja.html
研究成果報告書PDF>> 「22730532seika.pdf」をダウンロード
日本特殊教育学会第51回大会(明星大学日野キャンパス)
P2-G-6
知的障害と発達障害の認知機能と適応機能
~発達障害と発達支援のナレッジマネジメント~
発表日:8月30日(金) 16:00~18:00
○藤田 英樹
(九州保健福祉大学QOL研究機構社会福祉学研究所)
キーワード:認知的制御、意思決定、ストレスマネジメント
※他の関連記事>> http://blog.goo.ne.jp/hidefujita/d/20130710
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『発達障害の臨床的に類似した認知・行動特性に関する判別的アセスメント ―高精度で個別化された理解と支援に向けて―』
藤田 英樹(QOL研究機構 社会福祉学研究所)
九州保健福祉大学研究紀要 14号 79-86頁 2013年3月
CiNii オープンアクセス>> http://ci.nii.ac.jp/naid/110009595929
論文PDFダウンロード>> 「14798620133.pdf」をダウンロード
『高等教育における発達障害学生の修学支援と一般学生中間層の学生支援の融合・共用化の提案』
藤田英樹(QOL研究機構社会福祉学研究所)
最新社会福祉学研究(吉備国際大学・九州保健福祉大学大学院 社会福祉学研究科・通信制大学院社会福祉学研究科 査読論文研究誌)
8巻 41-48頁 2013年3月
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