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近くて遠く知らん街

住んでいる人には『どこが?』と言われるかもしれないが、大阪のDeepさというのは、ちょっと他と違う気がする。なんせそこら中にDeep大阪が存在し、各地が微妙に違う。十三(じゅうそうと読みま)もその一つだが、昔はコメディアンの藤田まことがよく宣伝?していなぁ(笑)。

僕はガキの頃からある種の恐れを抱いていたが、特に怪しげだったのは駅中の看板にビール大瓶二本付きで1セット50円と書かれていたことだった。多分キャバレーだと思うが、大学に入った当時の大瓶が安かったとはいえ1本160円だった。2本付いて50円で売れる訳がない。

先輩に聞くと『あのセットだけでは帰してくれん』それがおネーチャンの腕だというのだ。そんなとこおっかなくて行ける訳がない。更に信じられんのは爺ちゃんで毎日、50円玉を握りしめて通ってくる客がいると後で知ったことだった。開店と同時に入り、きっちりビール2本飲んで帰るのだが、口開けの客ということで店も縁起を担ぎ、この爺ちゃんだけは50円で帰していたという。

うーん、その頃の爺ちゃんになりたい(笑)。残念ながらネットで調べても、もうそういうセットはなさそうだ。とはいえ街をうろつくと昼から立ち飲みで泥酔客に溢れた店、風俗案内を標榜するタコ焼き屋、オカマのママがやってる激辛カレー屋など珍しい店があちこちにある。

この中ではしごく真っ当なお店がネギ焼のやまもと。その昔、埼玉住まいの頃、TVで放映されていた程の有名店。元々はまかないというより子供のおやつ用におっかさんが店で作っていたら常連達がそれをくれと言い出し、メニューになったのが看板商品のネギ焼だそうな。



長蛇の列が消える14時過ぎに行くことが多いが、少々の列なら並んでいる時にオーダーを取ってくれるので、座ると直ぐに出てくるから有難い。大体、とん平焼き ↓ でビールから始め、ネギ焼で締めることが多い。普通とん平というと豚肉のピカタが出てくるが、やまもとでは薄い衣でバラ肉と半熟卵を包んでいる感じ。ビールに良く合う。



いつも気になっていたレトロな趣のホルモン屋、昭和大衆ホルモン 十三店に行ってみた。友人によるとチェーン店だそうな。肉と違いホルモンは新鮮な方が美味いが、その点は合格。



ちょっと不満なのは、この店もよく関西にあるスーパードライしか置かない店だった。だったらと頼んだマッコリは嫌な甘さが残った。絶対に人工甘味を使っている。普通に作った奴を出せよ・・・この間、京都の婆ちゃんが酒税法違反で捕まったからなぁ(笑)自家製はまずいか。



どっかで美味いマッコリ売ってないかなぁ・・・
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