OGUMA    日々軌 小熊廣美の日々新

規格外の書家を自認している遊墨民は、書は「諸」であるという覚悟で日々生きている。

気楽に綴らせていただきます。

明るい未来

2017年01月27日 | 日記
テレビなどのメディアが伝えないことを、ネットなどで知れるようになったのはいいことだろう。
しかし、どこまでが本当だろうという思いは消えない。

気になる話題に、原発被害による空気や海の汚染。そして人体への影響がある。

海には冷却水の垂れ流しはおさまらないことぐらいはわかっても、関東の空気もあぶないのは実感がわかないままである。

こどもたちの甲状腺がんの心配だけでなく、生まれてくる子どもにも深刻な影響がでている。といった内容は、見過ごせない。

そんなとき、福島のとある工芸作家さんと遇った。
そんな話をして、話は盛られることが多々あるから、どうなんだろうね、と訊くと、
「いやあ、本当なんです」という一言に、真実を知った思いがした。

東京から応援で福島の病院に行っている医師がその方の知り合いで、
「どうなんですか?」と訊くと、「言えないんだ」とかえってきたそうだ。


経済優先のこの文明の果てには、夜も明るくしてくれる社会はあっても、明るい未来はないと思ってしまう。


人間に生きてきて、何ができる?

真実を知ることから、か。


コメント
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