三月に入った日だったか。
蘭亭→盃流し→ひな祭り→桃の酒→白酒、と私の中では、続いた。
白酒の酔ほのめきぬ長睫毛 風生
白酒を求め、池袋の地酒を多く扱う酒屋さんに寄るがなく、しかたなく、似ているであろうどぶろくを買い求める。
池袋は、夜の教室。体からひな祭りを感じるために?ちょっとみんなでどぶろくを飲みながら、書いた。
それから3週間。
「白酒を飲んだことがない」といったら、今度、イベントのオープニングに豊島屋さんのお酒を出すので、注文しておいてあげる、と。
オープニングパーティに行けなかった私のために、白酒だけでなくそのときのお酒まで用意してくれていた。
そう、その白酒は、酒のみにとっては、甘いだけかもしれない。
わたしのように酒が弱い者にとっては、甘酒のようで違和感なし。
滋養、的でもある。
本日の目的は、浮世絵版元の仕事拝見のためと、依頼された暖簾のための筆文字の観るため。
だが、その暖簾が会場に運ぶ途中でどこかに紛れ込んで行方不明と!
ということで、ギャラリーからみる隅田川からのスカイツリーなど眺めながら、ゆったり過ごしました。