マンハッタン周辺にある道路標識「END」、その標識のある場を撮った新井隆弘の写真展が今日より始まった。
“写真は現代美術”と随分前に彼からきいた言葉だが、今回は、そういう意識ではなく、むしろ“写真は小説”、それも、80年代、90年代の郷愁があるのかもしれないと思わせる。
たんたんと、新井個人の性格のように、写真もたんたんと、こびることはない。
12月24日まで、エプソンスクエア丸の内 エプサイトギャラリー。
有楽町駅近の新国際ビル1階。
このギャラリーでの展示には、写真作品の審査があるらしい。
審査員のコメントもあった。
その審査員の一人は現在多摩美教授だが、その前はとある有名デザイン会社に居た方だという。
その某有名デザイン会社で一緒だったチームの一人に、書道編集に転職したおじさまがいた。
丸木美術館特集の時、都幾川の河川敷で、その方が買って持ってきてくれた崎陽軒のシュウマイ弁当を、新井くんとわたしと3人で新井くんの車内でほうばった。
冬の日差しがやさしかった。そのおじさまのまなざしもいつもやさしかった。
END、そこからの物語はたくさんあるなー。
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