OGUMA    日々軌 小熊廣美の日々新

規格外の書家を自認している遊墨民は、書は「諸」であるという覚悟で日々生きている。

気楽に綴らせていただきます。

END

2020年12月11日 | 気になる展覧会

マンハッタン周辺にある道路標識「END」、その標識のある場を撮った新井隆弘の写真展が今日より始まった。

“写真は現代美術”と随分前に彼からきいた言葉だが、今回は、そういう意識ではなく、むしろ“写真は小説”、それも、80年代、90年代の郷愁があるのかもしれないと思わせる。

たんたんと、新井個人の性格のように、写真もたんたんと、こびることはない。

12月24日まで、エプソンスクエア丸の内 エプサイトギャラリー。

有楽町駅近の新国際ビル1階。

 

このギャラリーでの展示には、写真作品の審査があるらしい。

審査員のコメントもあった。

その審査員の一人は現在多摩美教授だが、その前はとある有名デザイン会社に居た方だという。

その某有名デザイン会社で一緒だったチームの一人に、書道編集に転職したおじさまがいた。

丸木美術館特集の時、都幾川の河川敷で、その方が買って持ってきてくれた崎陽軒のシュウマイ弁当を、新井くんとわたしと3人で新井くんの車内でほうばった。

冬の日差しがやさしかった。そのおじさまのまなざしもいつもやさしかった。

END、そこからの物語はたくさんあるなー。

 

 

 

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