OGUMA    日々軌 小熊廣美の日々新

規格外の書家を自認している遊墨民は、書は「諸」であるという覚悟で日々生きている。

気楽に綴らせていただきます。

六字訣

2012年07月06日 | 文化・芸術
今日は横浜。かなや墨竹の基礎の基礎。
みんな上手いのだが、目習い不足を感じる。
眼ができなければ手はそれ以上にならない。

さて、こまめな出口さんはハワイの資料をつくってくれて、銀座一穂堂の堀越さんの個展オープニングで会うはずが間に合わず。
代わりといっては失礼だが、カルチャーDoの長谷川さんの気功の師匠星野さんとピアノの大槻さんのコラボを長谷川さん一行と観に大倉山記念館へ。

まあ、肩ひじ張らずいい会だった。

「六字訣」は、星野さん指導、大槻さんギター伴奏でみんなで行う。
六字訣とは、xu肝 he心 hu脾 si肺 chui腎 xi三焦 と上記の中国語の発音記号であるピンインを長く発声させ、手のそれぞれの動きとともに、それぞれのピンインの続きに書いてある部位を共鳴振動させることによって、その部位を含め身体をフラットの状態にしようとするもの。

ただ、heといい頭から両手をゆっくり左右に持ってくる「心」は、身体を冷やす働きもあり、冷え性の人には向かないという。が、「心」や「肺」は共鳴しやすくわかりやすい。疲れも取れるのが実感できる。

三焦は自律神経、副交感神経を整える、という仮説があるそうであるが、それを信ずるならば、病身になりにくい身体となる、という。

結果をいう。長く言葉を伸ばすと、母音だけ残る。ゆっくり身体を気にしながら発すると、共鳴・振動する。これは、心が安らいでいないと反応しない。
心身を意識でき、身体をフラットに保つのに、これはいい。


今の時期、みんな消化器官がつかれている。ほぼみんな、身体が冷えている。と星野さん。 吹chui で腎を意識しましょう。腰を広げるイメージで。

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うすもの

2012年07月05日 | 文化・芸術
羅をゆるやかに着て崩れざる たかし

羅や人悲します恋をして 真砂女

羅 うすもの
風通しがよい薄い織物。

羅は、もともと、あみがしら+維(いと)。網目のようなうすぎぬをいう。
羅文は、うすぎぬのあや模様をいい、その模様のある硯は、羅文硯というが、安くて、いい実用硯である。

羅は前出の二句で決まり。
二句あって夏の着物の色めかし





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心よきもの

2012年07月02日 | 日記
昨日、ジャーさんの番組を視聴。
ホスト役のジャーさんのいつもの柔らかさがでていて、ゲストの大橋純子さんのよさが伝わった。
作り過ぎることなく、自然でいい音楽番組だ。
 

あなたとめぐり会えた喜びが
私を励ますのよ


って、大橋さんののびやかな歌声は、やっぱりいい。


さて、昨日、ジャーさんと別れてから向かった先は、めぐり会えて4年? 山本きもの工房での「心よきもの展」。
心よ着物、心良きもの、である。

今回は立体の帯など職人技の素晴らしさを知った。
いいものを観られるのだが、ここで素晴らしいのは、山本さんの奥さまへの視点だったり、また奥様の空気のような絶妙な存在感だったり。
ここにも、めぐり会えた喜びがある。

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睡蓮

2012年07月01日 | 文化・芸術
横浜中華街のブランチは、中国茶を淹れてくれるサロンの15周年記念パーティ。
主催者は翻訳が専門か中国茶か、はたまた中国音楽プロモーターか、採算度外視で好きでやっている方だ。

それを慕って100人近い人が集まった。
二胡のジャーさんと古筝の姜小青さんのコンサートもあって盛り上がった。
最後は品茶タイムでめずらしいお茶をいただいた。

前から感じていたのだけれど、ジャーさんの話術に今回はほとほと感心。
人柄が出てのことだけれど。
二人で会場をでて一緒に帰ったのだけれど、
何がいいかわからない…人間万事賽翁が馬、という結論に至る。

日曜夜10時だったか、BS11でジャーさんがホストの番組が放映中。
今日は大橋純子さんがゲストとか。

ジャーさんの「睡蓮」を久々に聴いた。
さまざまなこと思い出す北海公園の睡蓮…。
皆様も知らない方は、ユーチューブかなんかで聴いてみてください。


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