OGUMA    日々軌 小熊廣美の日々新

規格外の書家を自認している遊墨民は、書は「諸」であるという覚悟で日々生きている。

気楽に綴らせていただきます。

うすもの

2012年07月05日 | 文化・芸術
羅をゆるやかに着て崩れざる たかし

羅や人悲します恋をして 真砂女

羅 うすもの
風通しがよい薄い織物。

羅は、もともと、あみがしら+維(いと)。網目のようなうすぎぬをいう。
羅文は、うすぎぬのあや模様をいい、その模様のある硯は、羅文硯というが、安くて、いい実用硯である。

羅は前出の二句で決まり。
二句あって夏の着物の色めかし





コメント (2)
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