類人エン(さすらいの詩~砂一詩集)

旅の終わりにこそ続けて流離う。
遠回りの道。
迷うな!それが真の勇気。
無限の嘆きは感謝。
神への祈りだ。

「時」よ。 "Time".

2008-05-05 21:25:21 | Weblog
「時」よ。 "Time".

「時」を自由に使ってきた足跡はもう振り返らない。

何故なら今、死の選択の「時」を迎えたからだ。

さんざん「時」と遊び戯れたのだ。

結構楽しかったぜ!

初めがあれば終わりが必ず訪れるのだ。

「時」は自由に与えられたのだが・・・

困ったことに・・・この「時」は待っても止まってもくれないのだ。

そして、じっと待っている終わりなのか。

それとも死を自らが執行するタイミングを探しているのか。

・・・計りかねている。

その内にも最終楽章の棒が振り落とされるはずだ・・・!

「時」よ、止まれ!

おい!ちょっとっ、待ってくれえ!

本当にお願いだから・・・!!!

この通り頭を下げてお願いする。

いや、それは無理。いくらお願いされても・・・無理です。

ピー!

到着です。ここからは別の列車に乗り換えて下さい。