カメラ大好きおばあちゃん

極々近場を一人気ままにウロウロし、目に留まった光景を投稿しています。

龍踊り (りゅうおどり)

2014年06月25日 | 写真
太鼓の皮と側の音を組み合わせながら、絶妙なリズムを作り出す大太鼓に、息の合った鉦のメロディと、その全体を包み込む小太鼓。重低音と高音、3種類の鳴り物が奏でるアンサンブルは軽快なリズムの中、龍が舞う不思議な空間を生み出します。舞台の前でお囃子に合わせて手や指先、全身を使って龍を表現する踊りを「龍踊り」と言います。天に昇る龍や爪を磨く龍、宝玉を取ったり雲に乗ったりする様や2匹の龍を表現したりと龍の様々な動きや、指先で表現する龍の爪や顔の表情といった細部まで見所はたくさんあります。
現在呼ばれている龍踊りという名はおそらく後から付いた名前であり、手の動きを見た大阪(浪速)の商人が縁起物の龍に見えるというところから龍踊りと名付けられたのではないかと言われています。(櫻宮地車囃子保存会より)