カメラ大好きおばあちゃん

極々近場を一人気ままにウロウロし、目に留まった光景を投稿しています。

黄色い子アヒル・ラバーダック (大阪・中之島公園)

2014年11月06日 | 写真
世界中を旅する黄色い子アヒル・ラバーダック。
美術館などの限定的な空間ではなく、公共の河川や海などの水辺をバスタブに見立て、街並みをも背景として取り込んだパブリックアート。
オランダ人アーティスト、フロレンティン・ホフマン氏により2007年に制作されこれまでにヨーロッパ、南米、アジア、オセアニア、中東、北米など、世界中の地域をめぐっている。
作品のコンセプトは、政治的な意味合いで分断される国境など無く年齢や人種など、異なった背景を持つすべての人々に癒しを与え、子供のころの記憶や思い出を呼び起こさせる、幸運の象徴であること。
作者のホフマン氏は、形として後世に残るようなものより、短期間の展示で、人々の心の中にいつまでも作品が生き続けることを望んでいるため、ラバーダックも常設的な展示はされてなく、ラバーやテント生地で制作されたこの作品も、展示期間終了後はしぼませて撤収される。
近年は膨らませたラバーダックを展示会場まで船で曳航する「パレード」が各地で開催されており、展示イベント同様人気を博している。
(ラバーダックプロジェクトのホームページより)

写真は2011年10月と2012年10月に中之島公園で展示されたものです。