北海道立近代美術館のオブジェ
明の時代 以降 紫禁城(故宮博物院)には
24人もの
皇帝が暮らしました。
明 清 時代の 秘宝200点の展示です。
1300年代から1800年代
日本は 室町時代から江戸時代
お隣の中国では清の
西太后の時代
清 時代の宮廷の食卓を再現した展示は
豪華絢爛 でした。
とくに キッチンには
500人を超える女官がつかえ
毎回 100点以上の料理がならび
豪華な食器を使っていました。
↑ パンフレットからの画像です。
食器セットの再現
宮廷のジャスミン茶(大凸花茶)を
買ってきたので
ご覧ください
↓
お湯をそそぎます
↓
キンセンカの花が咲きます
濾して 飲みます
ちゃんと ジャスミンティー
キッチンには
400種類を超えるレシピがあったとされます
料理をつくる宮女は世襲制で
味は変わらないよう
細かい調味料の分量まで
受け継がれたそう
100種類のおかずを、毎食 食べるのは
いくらなんでも 無理のようで
「実食用」
「見るだけ用」
「権威を見せつける用」が
あったそうです
いかに 贅沢か 想像できますね
地上の天宮といわれるだけあって
庶民とは隔絶された場所で
栄華ほこる贅沢三昧のくらし
この時代
美顔ローラー(めのう製)も使っていたのは
驚きました
また
爪をのばすことがステータスのようで
金製の爪カバーもありました。
現代の 付け爪 ネイル ですね
↑ 爪カバー
いつの時代も
おしゃれの 道具 変わらないのです
この世界では
女性は
たおやかに 品位をもって
主人や子供につかえる
女性の生き方もまた
徹底されたそうです。
それにつけても
一日中
食事をつくる係も
大変だったろうな
夏休み・ 春休み・ 冬休み
休みになると
3食 1品 作るのも
大変なのに・・・
と、思いながら
展示の最後は
子供が被った トラ の帽子と
トラ の顔をした 靴
トラは 人気の動物らしく・・・
私の頭の中は
こどもチャレンジの
「しまじろう」しか
浮かばなくて・・・
清の時代の しまじろう
せっかく 来たんだから
もっと 品格 もたねば (笑)
北海道立近代美術館です
↓
日中国交正常化 40周年記念
北京 故宮博物院展は 8/21 まで
受付で 音声ガイドを希望すると
イヤホンつきの
ハンディタイプの音声機械が
わたされ
展示の番号を押すと
イヤホンから
説明を聞く事ができ
見るだけでなく
より深く
歴史を知る事ができますよ
500円 です・・・