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イタリアのミラノサローネで
行われた
今年で57回目になる国際家具見本市。
(4月17日~22日)
中でも
キッチン・バスの見本市
(ユーロクッチーナ)は2年に1度。
今年は その隔年に一度の
キッチン見本市の年でした。
今年の特徴は
①見せる(魅せる)キッチン
②異素材の融合キッチン
③モビリティ(動く)インテリジェントキッチン
です。
この トレンドを日本のキッチンに
どうのように取り入れ使っていくか・・・
東京五反田のデザインセンターにある
ショールームには
今年のトレンドを具現化した展示があります。
コンロ側にセラミック天板を
シンク側にステンレス天板を
使ったハイブリット天板の展示です。
また
キッチンと背面ファニチュアーを
1枚カウンターでつなげたデザインは
作業台として
カウンターとしての使い勝手を
追求した
ユーロクッチーナならではの
斬新な発想です。
2013年セラミック元年といわれて
5年余り
セラミック天板は
耐水性 耐熱性 清掃性に
優れているだけでなく
インクジェット技術による
意匠性の高い表現ができることもあり
人気です。
セラミックシンクとの
一体成型のシームレスカウンターや
さらには
カウンターに直接加熱機器の五徳を
組み込ませたり
(日本では安全面から実現はされていませんが)
鍋を置くと
センサーが感知し
加熱する、
指をかざすだけで
加熱の強弱を調整できるなど
ダイレクト五徳
また
LED照明を使った
光の表現による
「みせる」(見せる)(魅せる)キッチンの
発想は印象的でした。
イタリアのFENIX社から発売された
医療用の抗菌性ナノテクのシートは
耐熱性は劣るものの
指紋が付かないことでは
キッチンの扉には
ニーズが高いところです。
キッチンの扉の小口処理は
永く使うことを考えると
はがれにくいことが大事になりますが
このシートは
レーザーIH処理技術により
はがれません。
(株式会社INPACT様のサンプルを見せていただきました)
2年に一度の
キッチン・バス見本市。
今年の展示にあった
デザインや
機能性の発想が
日本の文化や生活に合わせて
カスタマイズされて進化されていくのが
楽しみです。
今後はもっと
テクノロジーの発展によって
キッチンでの家事時間の短縮が
測られていくことでしょうが
キッチンが「楽しい」と感じる
空間をつくり 選び
「使う」ことは
忘れずにいたいな と 思います。