幻の姫谷焼

幻の姫谷焼を現代に再生

姫谷焼はお寺のデザイン

2019-09-24 22:21:36 | 日記
姫谷焼の色絵皿をじっと眺めていると、皿からうける感じがお寺のデザインである。工芸家の見る眼から考えると、前回も言いましたが、飛雲文がおかしいのです。飛雲文がなくてもいいのに、あえて描いている。
飛雲文は日本では仏教的装飾文様であります。
姫谷焼の窯跡の土地の所有が江戸初期まで、浄土真宗本願寺派正福寺であります。
浄土真宗本願寺派正福寺の本山は、名前からわかるように、京都の世界遺産で有名な西本願寺であります。
姫谷焼は西本願寺の焼き物と言ってもおかしくありません。

飛雲

2019-09-24 07:24:42 | 日記
姫谷焼の色絵の意匠には、ことさらに飛雲が描かれている。
成形をする人と絵付けをする人は違う。
姫谷焼の謎を解く鍵は飛雲ではなかろうか。
飛雲文は日本では仏教的な装飾文様として用いられている。