小学1年生以上と、裏表紙に明記されています
「ごめんなさい」は、大人でも、なかなか素直に言えない言葉です
年を重ねると
どうしても、年の近いおばあちゃん目線に
なってしまい、ちょっと悲しくなります
気まぐれは、
「ドラえもん」の「のび太くんのおばあちゃん」という回を
息子が小さい時に一緒に見てて涙して
息子が心配してくれたのを思い出しました
その時点で、息子はなぜ母が泣くのか
分からなかったんでしょうね
何をやってものび太くんに優し過ぎるというか
おばあちゃんの愛情の深さというか
その優しさに気付くのって
おばあちゃんがいなくなってからなんだよね・・・
という感じに似ています
あ・・・このお話では、おばあちゃんは亡くなりませんので
児童書「ごめんね でてこい」
作・絵:ささき みお
文研出版
2023年07月07日初版
1,320円
おばあちゃんが、ゆうちゃんに教えていることって
とても大事なことなんだけど
つい、「むかしはー」とか「本来ならおうちの人がー」とか
言いたくなるけど
そこは押さえて、本筋のことをきちんと伝えることが
大切なんでしょうね
ゆうちゃんも、気付いて、はなちゃんに知らせてくれて
よかった!賢いお友達です
こちらは、おばあちゃんではなく
おかあさんの愛
絶賛されていますが、気まぐれ的には
子ども側からみたら、ちょっと重くないかな・・・とも
子育て中は、大変なことのほうが多い です
でも、だからこそ、手がかかった分喜びも多いんですよね
「手」かぁ~
「手間暇」かかって当たり前
大変な時期は、そんなこと考えている暇さえないと思うけど
その手間暇かかる時間がどんなに大切だったか
を、思い起こさせてくれるのかもしれませんね
「その手がおぼえてる」
文:トニー・ジョンストン
絵:エイミー・ベイツ
訳:落合 恵子
BL出版
2019年02月01日初版
1,650円