読んでないよな・・・と
絵が出久根さんじゃないですか!?
手鏡持ってる?
花弁の中が女性の顔なんだ
同じ花ですが
背の高さや模様?がちょっと違って
個性的に描かれています
「美」に対する欲?
向こうの「葵」の花壇から
悪魔がカエルに化けて
弟子を新月よりも気高いバラ娘に仕立てて
この描写がなんとも印象的
このページに「葵」が描かれていないのですが
気まぐれは、何で葵なんだろう?-とひっかかる(笑
アヘン?
麻薬?
ヒナゲシというと、アグネスチャンの
「おっか(丘)の上~ひなげしの花が~♪」の
印象が強く(時代が分かる(笑)
ポピー?
あれ?芥子って、麻薬???
大麻は麻だよね???
と、こんがらがっちゃう(笑
ほんと、分かっていないことばかり
ひなげしには、アヘンはないようです
と、本文に戻って
美しく、女王になったら死んでもいいーなんて言ってるひなげしに
つけ込む悪魔に対して
ひなげしたちに馬鹿にされているヒノキは
ひなげしたちを諭すのですが
相手にされない
何と言ったらいいのか・・・
ヒノキの言い分は、とても正当なことで
スターについての説明なんかは
理路整然としていて、間違ってないと思うのですけど
それは、ひなげし達には通じない
「美」を追求するにしては
ヒノキに対する言葉の汚さといったら・・・
それと、化けている悪魔を見抜けない
愚かさというか・・・
う~~~ん・・・何とも深い・・・深過ぎます
「ひのきとひなげし」
作:宮沢 賢治
絵:出久根 育
三起商行(ミキハウス)
2015年10月初版
1,650円
こちらは、「おやおやおやさい」等の絵とは違った
不気味な表情の署長さんが表紙に描かれています
絵にも現れていますが
この作品もまた、不可解さというか
署長さんという権威の象徴
VS
剃刀2チョウしか持っていないヘタな床屋のリチキ
という見方もあるのかな?
子どもたちの存在も
今とは子どもの扱い?も違った時代でしょうからね
社会的に力の強い者と弱い者の図と
魚を川に毒を流して獲るーという行為
やってはいけないことをしてしまう欲?
賢治さんの宗教的な観念からくるものなのかな?
てっきり、「どこか河獺(かわうそ)に似ていいました」というので
署長さんは人間ではなくカワウソなのかなーと想像した気まぐれのなんとも安直なことよ(とほほ
人間が一番怖いーってことかな?
ブラックユーモア?になるのかな?
それにしても、辛辣です
「毒もみのすきな署長さん」
作:宮沢 賢治
絵:山村 浩二
三起商行(ミキハウス)
2022年10月14日初版
1,650円
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