エピキュリアン

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御衣黄<ぎょいこう>

2014年05月18日 | 植物




登別市郷土資料館前に咲く、緑色の桜「御衣黄」
今年は、なんとか間に合いました。
何度か電話で開花状況をお聞きしての今日の訪問となりました。







撮っていると、館内から声をかけてくださる方がいて、
フォトコンテストに参加してくださいとのこと。
花だけを撮ると、誰も桜だとは信じてくれないので、
是非「葉」も一緒に撮ってくださいとのことでした。








御衣黄は、最初は深い緑色をしていて、
やがて薄緑色・・・
そして、中心部から筋状に赤みが入り、
最後は、散る・・・のではなく、花ごと落ちるのだそうです。







全体像は、このように色的には目立たない感じですが。








控えめな美しさに会えて、嬉しかったです。








<登別市郷土資料館より>
御衣黄

このサクラは、江戸初期の頃、京都仁和寺の庭で観桜されたのが最初と言われています。
「鬱金(うこん)」「黄桜(きざくら)」「浅黄(あさぎ)」とともに珍重され、
とくに「御衣黄(ぎょいこう)」は高貴なサクラとして、天皇をはじめ、
宮中観桜の宴で首座をしめていました。
花の色は、はじめ淡い黄緑から、しだいに濃さを増し、
高貴なサクラにふさわしい花を見せてくれます。
「御衣黄」の花の見頃は、毎年5月20日前後から5日間ほどです。