Gipsy Etiquette

08年春から東京で独り立ちしたYasuの奮闘日記

接客。

2006-01-23 | Weblog
23/1/2006

バイトでクレームをくらった。
ま、毎度のことなんだけど、やっぱへこむ(-_-;)

下町という土地柄上、いろんなお客さんを相手にしないといけない。
もちろん愛想のいいおばちゃんたちも来るんだけど、“変わってる”人も多い。

変なお客さんはまだいい方だ。
問題は、柄の悪い人・・・。

何が一番イヤかって、怖いんですよ(-_-;)。これが、また。
怒られんの。だいぶ慣れたけど、それでもヤクザみたいな人に怒鳴られると、体がびくびくする。バイト入りたての頃は、そのせいで対人恐怖症にすらなりかけた(笑)。

今日クレームは電話上だったからまだ、マシだった。
相手の顔が見えない分、迫力に欠ける。

クレームを受けたら、それなりに自分で片付けないといけない。
今日のはそれが厄介だった。

そのお客さんはお店のルールにどうも納得できないらしく、俺に不満を吐き出してきた。正直、今日のクレームはごもっともだった。たまに、明らかに自分がおかしいのに怒り出すお客さんもいるんだが、今日のお客さんの言ってたことは理論理屈がとおってた。

でもルールはルール。したがってもらわないといけない。
丁寧に説明したつもりだったが、やっぱりわかってもらえない様子だった。

ここで、登場するのが店長。お店の最高責任者であります。
今日は、店長とお客さんが直接話してもらって事なきを得た。
流石です。お客さんを丸め込んだんでしょうか?なんにしても店長の勝ち(?)。

こんな感じで、自分対応できなくなったら店長へ、といういたって容易な方程式がアルバイトの中では成立してる。
まあ、これが今のフリーター問題を作っている原因なのかな?
アルバイトには責任がない。気楽でいい。失敗してもさほど痛いダメージを自分では受けなくてすむ。

きちんと就職して、社会に出るとそうもいかない。
今の店長や社員さんの立場に立つということだ。
のんきに働くバイト人の隣で、経営難に頭を抱える社員さんたち。

今は他人事ですむが、いつかは自分にも責任というのがのしかかってくる。
今は想像すら出来ないけど、想像以上に苦しいものだと思う。

俺の親父も普段は仕事の多くを家では語らないが、きっとつらい思いをしてるにちがいない。
家族の前で、弱みは見せない。仕事のグチは家庭ではこぼさない。
そんなことを自分で誓ってるのかもしれない。

ぼくたち家族のために東京に出て一人で必死に働いてくれている父。
昔は、わからずやで頑固親父と毛嫌いしていた時期もあったが、今は本当に心のそこから尊敬している。
俺もとおさんみたいな立派な男になるよ。

おっと!なにやら話がずれてるぞ。
当初はイギリスの接客についてちょっと書きたかったのに、今読んでみると若干「お涙頂戴」になってるやん!?
はは、自分の計画性のなさを改めて感じてしまってます。
んじゃ、今度それ書きます。ごめんなさい。

「今日のお薦め」
寺尾 聡 [ ルビーの指輪 ]
店内での懐メロ放送、まだまだ健在です。
♪曇りガラスの向こうは風の街♪
これは流す場所間違ってる気がする。誰もこの曲聞いて、映画見ようとは思わんで。