Newspaper

26/1/2006

新聞読んでます。

留学を通して、自分の常識のなさを痛感し、最近焦ってる。
何で日本人なのに、日本のこと知らねえんだ？
もうすぐ社会人になる人間として、ある程度の教養は知識は必要。
箱入りのお坊ちゃまではもう恥ずかしい年頃だ。

親父さんが単身赴任してからというもの、我が家の新聞は誰も読む人がいなくなった。一時母親が購読をやめようかと提案してきたが、俺が読むという条件でつづけてもらった。

幸い、我が家の新聞は、庶民派の朝日新聞。
経済学部の学生としては、やっぱり経済新聞を読まんといかんのだろうけど、今の俺にはまだハードルが高すぎるんで、これくらいでちょうど。ってか、これでもちょっと難しいから！！

ってなわけで京都までのＪＲでの通学時間を、新聞を使ってフル活用。
その姿はまさに、通勤中のおっさん(笑)。
最初はちょっと抵抗あったけど、慣れるもんです。俺はどうせ“ど”がつくほどのＢ型さ(*з*)。周りの目なんて気にしないもんね～。

ん゛～、やっぱ経済面と政治面が難しいなぁ。
恥ずかしながら、理解しがたい記事もしばしば。
読む回数を増やしたら、ほんとにそのうち慣れていくのかな？疑問です・・・。

で、ちょっと意外でおもろいのが、社説欄。
読売の社説欄は、難しいと聞いたことがありますが、この朝日さんはまだ読める。んでもって、けっこー、おもろい。
やっぱ、文章を仕事にする人ってすごいね。説得力があるというか、読んでて、書き手の気迫が伝わってくる。
政治に対する批判や、風刺、著者のオピニオン。なんにしても、ここまで文章力があると、こんなに武器になるんですね。

マスコミ関係っていったら、人気の高い職業だけど、僕も実は興味がある。

事実を伝えたい！！

貧困に苦しむ人々、戦争の犠牲者になってる罪なき国民。世界的な点から見て力の弱い人たちはもちろん、国内でも、何らかの犠牲になっていて、全然気づかれてない人たちが世の中にはたくさんいる。

そういったつらい思いをしている人たちを世に知らせて、大きな力に変えていくのがマスコミの魅力的なところだ。新聞やテレビといったメディアのおかげで、苦しい思いをしていた人々の思いを公表できる。そしてそれが大きな力となり、いろいろな場所で戦える武器となる。

あらためて考えると、素敵な仕事ですね。社会に貢献できるやりがいのある仕事♪

さてさて、俺もそろそろ将来のことについて考えなくちゃいけない。
もう、まだ先だなんて言える時期はとっくに過ぎてしまった。
自分にあった仕事とは？ってとこからもう一回見直しをしていきたいと思う(今頃ではあるけれど・・・)。

で、今日早速行動開始。
京都帰りのついでに、大阪で仕事に関する無料ゼミがあると聞き、単身で乗り込んできました。
就職に関するセミナーだったかどうかはちとビミョー(笑)。ってもの、明らかに退職してるおじいちゃんおばあちゃんも来てたから・・・。学生は俺くらいだったんじゃないか？？

講演後の帰り道、夜の大阪本町駅をぶらぶら。
スーツに身を包んだサラリーマンが颯爽と風を切りながら足早に歩いていく。
みんなどんな思いで働いてるのだろう？

俺ももうすぐ社会人かぁ。

複雑な思いを胸に、マフラーをもう一度しっかりと首にまきつけ、高層ビルが立ち並ぶビジネス街を後にしたのでありました。

「今日のお薦め」
ゆう [ 蜜月 ]
go!go!7188のギターボーカル姉さん。声がきれい。
甘ーいジャズナンバーです。カクテルと一緒にどうぞ(笑)