極☆ヒロ

ヒロシの徒然なるおバカ日誌です。

読破!!

2010-12-17 | ヒロシの独り言

『KAGEROU』の発行部数が発売から2日目で
68万部に達したそうです。

100万部に達するのも時間の問題だとか。

既に映画化のオファーも複数の製作会社から来ているようです。

作者の齋藤智裕さんも
「日本一の映画を作りたい。そのためにメッセージをしっかり込めた原作を書きたい」

と映画化を視野に入れて書き上げた作品との事なので
その辺を意識しイメージしながら一気に読んでしまいました。

途中できって何回かに分けて読むより、
通しで一気に読んだ方が良いかな?
と読み進めていくうちに思いましてね。

すぐに読み終わってしまいました。

発行部数から考えても約50万人以上の人が読み終えたり、
現在読み途中の人もいるとは思いますが、
皆さんはどう感じたんだろう・・・

十人十色、いろんな人が色んなイメージを描きながら読んでいるから
『賛否両論』あると思うけど・・・

僕の感想としては
期待や話題性が先行し大き過ぎちゃったのかな?

展開が読めちゃったし・・・

サスペンス的ではないけど、
この秋に好んで読んでいた『東野圭吾』作品に
近い感じも受けました

表現が良いか悪いか悩む所ですが、
【行列の出来るラーメン屋に長時間並んで
いざ食べてみたらそこまでだな?
何で皆これを食べるのにこんなに並んでるんだ?】
って思うような感覚に近いものを僕は感じました。

並んでる時の『期待値』が大き過ぎると
せっかくの美味しいものでも普通に感じてしまう。
そこに『好み』が加味されるから『賛否両論』が起こるんだけど。

自分の描いた『期待値』との『ギャップ』が少ないと
必然的に『満足度』も上がるんだけどね。

まぁこんな僕が偉そうな事言えた『ぎり』ではないのですがね。

話題の作品に取り敢えず触れられて、
まずは良かったかな?と思います。

発行部数を考えると数ヶ月後に『ブックオフ』で
山のように積み上げられてそうな気がしないでもないなぁ・・・

世間の流行り廃りの加速度は留まる事を知らない。
あんなに騒いでいた事が簡単に忘れ去られてしまう。
次から次へと新しいものが出てくる。
そんなせちがらい世の中が
『KAGEROU』の主人公を産み出してしまうのかな?