2009年から始まった一大イベント『第5回AKB48選抜総選挙』が終わった。「私のことは嫌いでも、AKBのことは嫌いにならないでください!」(第3回 前田敦子)、「努力は必ず報われる」(第3・4回 高橋みなみ)、「潰すつもりできてください」(第4回 篠田麻里子)――メンバーが感情をストレートにぶつける総選挙のスピーチでは数々の名言が生まれてきた。そして今年も。今後もファンの間で語り継がれそうな名・迷言を集めた。
◆「絶対にAKB48は壊しません!」
【1位 指原莉乃(HKT48)】「色物」「企画物」と言われながらも史上最多15万票を獲得し、速報1位から逃げ切ったさしこ。泣きを入れながらも、7万人に初センターの意気込みを伝えた。
◆「おなかを抱えて笑ってしまう総選挙は初めて」
【2位 大島優子(AKB48)】昨年1位を奪還し「この景色をもう一度見たかったんです」と感激の涙を流した優子が、「この人だけには負けたくない」と明言していた指原に初連覇を阻止された第一声。「連覇は難しいものですね…」としみじみ。
◆「私、篠田麻里子はAKB48を卒業します」
【5位 篠田麻里子(AKB48)】昨年の総選挙でAKB史に残る名言「潰すつもりできてください」と強烈なゲキを入れ、世代交代を一気に加速させた麻里子さま。総選挙スピーチ初の卒業宣言に、記者席にも大きな衝撃が走った。
◆「SNH48一本でいきたいと思います」
【10位 宮澤佐江(SNH48/AKB48)】“春の人事異動”で発表されたAKB48チームKとの兼任を辞退し、いまだ中国での就労ビザが下りない状況でSNH48一本化宣言。篠田と別の意味での衝撃を与えた。
◆「総選挙はずっと嫌いでした」
【11位 板野友美(AKB48)】卒業を控え、最後の総選挙で思わず本音がポロリ。15日の握手会イベントで8月25日の東京ドーム公演で卒業することが発表された。
◆「どのメンバーよりも、自分自身をAKB48に捧げてきた自信があります」
【3位 渡辺麻友(AKB48)】12歳で加入し、ストイックにアイドルの王道を歩んできたまゆゆは、さらなる向上を誓った。
◆「少しでいいので速報前に投票お願いします」
【9位 小嶋陽菜(AKB48)】速報20位と例年以上に大きく出遅れたこじはる。「私も少しは順位を気にします」「弱音のツイートをすると“伝統芸能”って言われる」と短いスピーチの中で何度も笑いを起こすあたりはさすが。
◆「ネコかぶりはもう卒業して、野獣のように食らいつく」
【14位 山本彩(NMB48)】大阪・難波から渡辺美優紀(15位)とともに総選挙初選抜入り。AKBの選抜メンバーに交じると“借りてきた猫”になってしまうことから脱・優等生宣言。
◆「次世代が無理なら、今を引っ張る人になればいい」
【16位 須田亜香里(SKE48)】21歳で初選抜も“次世代”には入らないことから、即戦力宣言。司会の徳光和夫アナは思わず「すばらしい!」と感嘆した。
◆「どんなにカッコ悪くても一から頑張る」
【18位 峯岸みなみ(AKB48研究生)】1月末の丸刈り謝罪後、初めてウィッグを外してファンの前に登場し再起を誓った。
◆「48グループの予定調和を壊していきたい」
【24位 松村香織(SKE48研究生)】4月に“終身名誉研究生”となった規格外の最年長(23歳)研究生が本領発揮のコメント。
◆「悔しいと思える自分でよかった」
【30位 入山杏奈(AKB48)】大人しい性格ながらも速報27位からのダウンに「今すごく悔しいです」とストレートに本音をぶつけ、7万人が拍手。
◆「先輩方を“ちゅぶし”(潰し)にいくつもりで」
【37位 兒玉遥(HKT48)】地元・福岡出身の先輩、篠田のゲキを胸に宣言。持ち味でもある滑舌の悪さで噛んでしまうが、頼もしい言葉に司会の木佐彩子アナも「潰しにいっちゃってください!」とけしかけた。
◆「票数は私の未来です」
【62位 平嶋夏海(AKB48卒業生)】昨年1月に男性と写ったプライベート写真が流出し活動辞退した1期生の平嶋が、卒業メンバー唯一のランクイン。
◆「成功への一番の近道は、成功するまで失敗し続けること。あきらめないこと」
【8位 高橋みなみ(AKB48)】過去2回「努力は必ず報われる」の名言で沸かせた総監督が、今年はあきらめない重要性を説いた。長い下積み期間を経て「7人の劇場から7万人のスタジアムに立てたことが誇り」という1期生ならではの説得力あるコメントだった。
女優の前田敦子が15日、都内にて行われた「第22回日本映画プロフェッショナル大賞」授賞式&オールナイト上映会に出席した。
「第22回日本映画プロフェッショナル大賞」授賞式&オールナイト上映会に出席した前田敦子ブラックのセクシーな肩出しドレスで登場した前田。同日、前田が7月31日に札幌ドームで行われるAKB48のコンサート「AKB48 2013年真夏のドームツアー~まだまだ、やらなきゃいけないことがある~」に出演することが発表されたため、イベント降臨時、ライブへの意気込みを聞かれた前田は、「すごく楽しみにしています」とコメントした。
今回、自身が出演した「苦役列車」で主演女優賞を受賞したことに対して、前田は「映画をこよなく愛するみなさんからいただけた賞なので、嬉しいです。まだまだ卵の私ですが、映画が好きって言える人でありたいです」と喜びいっぱいに挨拶。映画好きとして知られている前田は、「よく見る映画はモノクロ時代のハリウット映画が好きです」と紹介した。
さらに、受賞した今作について、「毎回いろいろなものを吸収でき、1番成長することができた作品だと思います」と語り、「こういう女優さんになりたいと宣言できたのが、この作品に出会ってからなので、忘れられない作品となりました」と振り返った。また、前田は「この作品の監督と出会ってから2年くらい経ちました。最近は、監督の側に居れてる自分を感じられるようになってきました。監督が諦めずに私と向かい合ってくれるのが、嬉しいです」とコメント。
今後の女優人生については、「作品を選ぶとかそういう立ち位置に立ててはいないので、私にとオファーがくるのならどんな役でも挑戦したいです」と意気込んだ。
この賞は、1992年に創立され、今年で22回を迎える映画賞で、独自の視点でベストテンと個人賞を発表。選考にあたっては、作品への評価が高いのにもかかわらず、既成の映画賞では不幸にして受賞が至らなかった作品、あるいは様々な理由から、興行面で結果を出せなかった作品を選出している。
今年の日本映画プロフェッショナル大賞は、前田のほか、主演男優賞を「11・25自決の日 三島由紀夫と若者たち」「かぞくのくに」に出演した井浦新、監督賞を「11・25自決の日 三島由紀夫と若者たち」を手掛けた故・若松孝二、新人監督賞を「Playback」を手掛けた宅唱氏、プロデューサー賞を「おだやかな日常」を担当した杉野希妃氏、特別賞を「希望の国」に出演した大谷直子、作品賞を「SR サイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者」、特別賞を銀座シネパトスが受賞した。
なお、三宅監督と大谷は欠席。故・若松監督の代わりに井浦、三宅監督の代わりに俳優の村上淳、大谷の代わりに娘の華子が登壇した。
<!-- 2013年06月15日 ABK48のオールナイト 第160回 -->
昨年8月にAKB48を卒業した前田敦子が、AKB初の5大ドームツアーの札幌ドーム公演(7月31日)に出演することが15日、わかった。千葉・幕張メッセで行われたAKBの握手会イベントで発表された。
前田は9月にAKB卒業後初となるソロ第3弾シングルの発売を予定しており、運営会社のAKSは「当日は、スペシャルゲストとして新曲などを披露させていただく予定です」と説明した。
昨年8月27日にホームのAKB48劇場(東京・秋葉原)で卒業後も、イベントで共演したり、8日の「AKB48選抜総選挙」も会場で見守ったが、コンサートに出演するのは初となる。
同公演ではAKB48の新ユニット初お披露目も予定されている。