ヒロゾーの足跡です
すばらしい日々



配達中にそれは起こりました。
『モノが勝手に動く』、なんて怖い事でしょう。

いつものようにトラックを停め、勢いよく運転席から飛び降りた。
更に、勢いよくドアを閉め配達先へ猛ダッシュ。
無駄の無い動き。
配達の見本と言ってもよいだろう。

その直後、視界に何かが入ってきた。
いや、何かが動いた気がした。

振り返ると。。

トラック動いてんじゃーん!!

そう、そこは坂道。
見事に坂道を下りだしやがりました!

ジーザス!!
俺のハートは16ビートを刻んだ。
いや、32ビートくらいだったかもしれない。

動いてるトラックのドアにしがみつき、ドアを開け飛び乗った。
『飛び乗る』とはこのような時に使うもんだ。
まさに映画さながら。
この時の俺は相当かっこよかっただろう。

運転席に飛び乗った俺は、ブレーキを踏み『事』は無かった。
住宅地だったので誰も見てはなかっただろう。
相当焦ったぜ。
恥ずかしいやらテンパるやらでした。


と、いうのも。
先週から新車を任されてまして。
前のトラックとはだいぶ感覚が違うのよ。
しかも、クラッチの無いマニュアルなんすよ。
ギア繋ぎ悪いし、加速悪いし、燃費まで悪い。
救いはバックモニター付いてる事くらいか?

ま、そんな一日でした。
みんなも気を付けてね。


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