今日はテレビも面白いのがないので暇つぶしに。
富士山検定
なるほど知識
富士山の植物について Ⅲ
◎高山植物
日本アルプスなどといったほかの高山に比べ、富士山で
見られる高山植物の種類は少ない。
高山植物の代表とされるハイマツも、富士山では殆ど
見られない。これは、富士山が氷河期以降も噴火を
繰り返した新しい火山であり、ほかの山からの植物の
進入が少ない独立峰であるためである。
高山植物は、その多くが氷河期に栄えた植物の子孫で
ある。しかし富士山は1707(宝永4)年の宝永の
大噴火にいたるまで、何度もの噴火を繰り返して形成
された山。その際に、多くの子孫が消滅してしまった
ことが、この大きな理由と考えられている。
◎フジアザミ
キク科アザミ属の多年草。
日本で自生するアザミの中で最大の大きさを誇る。
山地帯に育成し、8月下旬~9月中旬に開花。高さ
60センチメートル~1メートルの茎に、大きなもの
で直径10センチメートル以上もの花をつける。
花に見える紅紫色の部分は管状の小花の集まりであり、
そこにおしべとめしべを併せ持つ両性化である。
富士山で見られるフジアザミは頭花が大きいのが特徴。
養分の少ない砂礫地帯などといった悪条件の場所に
生育。
大型の株を支えるため地中深くまで根をはることに
より、そのような場所の地表を安定させる働きをして
いる。
◎フジザクラ
バラ科。高さ2~3メートルから大きくても8メート
ルほどの低木。4~6月にかけて、白または薄紅色の
下向きの花を咲かせる。
関東、中部地方の山地に分布。
この名は、富士山周辺にもっとも多く育成すること
から地元民の間に広まった通称。
正式名は「マメザクラ」。色合い、大きさ共に控えめ
で、乙女のようにうつむきかげんに花が咲くところ
から「オトメザクラ」の異名を持つ。
フジザクラがもっとも多く育成するのは、富士山周辺
では富士吉田口の中ノ茶屋と大石茶屋との間の登山道
沿い。国の天然記念物に指定されたレンゲツツジと
混生する。山梨県の県花。
◎躑躅が原(ツツジガハラ)のレンゲツツジおよび
フジザクラ群落
躑躅が原は山梨県富士吉田市、富士吉田口登山道の中
ノ茶屋から大石茶屋にかけた面積おおよそ3万平方メ
-トルの一帯に広がる混生群落。
二つの堀(センズイボリとカワラボリ)の間にまたが
っている。
1928(昭和3)年、国の天然記念物に指定される。
レンゲツツジは、北海道西南部から本州、四国、九州
と全国各所の分布する低木。
日当たりが良い場所に育成し、多数の枝を出して株を
つくり、大きな花をつけるのが特徴。
ここのツツジは純然たる野生種でありながら、その花
の色は紅、紅紫、黄紅、黄色と変化に富む。
これは培養されたものに多く見られる特徴で、自然の
ものではめずらしい。
{富士山検定公式テキスト}富士山検定協会著から
………………………………………………………………………………
麻)中学生日記(’98) とまらない不安
中学生日記(’98) ークラス討論会ー
大人たちに言いたいこと
自分達に出来ること 保存完了
富士山検定
なるほど知識
富士山の植物について Ⅲ
◎高山植物
日本アルプスなどといったほかの高山に比べ、富士山で
見られる高山植物の種類は少ない。
高山植物の代表とされるハイマツも、富士山では殆ど
見られない。これは、富士山が氷河期以降も噴火を
繰り返した新しい火山であり、ほかの山からの植物の
進入が少ない独立峰であるためである。
高山植物は、その多くが氷河期に栄えた植物の子孫で
ある。しかし富士山は1707(宝永4)年の宝永の
大噴火にいたるまで、何度もの噴火を繰り返して形成
された山。その際に、多くの子孫が消滅してしまった
ことが、この大きな理由と考えられている。
◎フジアザミ
キク科アザミ属の多年草。
日本で自生するアザミの中で最大の大きさを誇る。
山地帯に育成し、8月下旬~9月中旬に開花。高さ
60センチメートル~1メートルの茎に、大きなもの
で直径10センチメートル以上もの花をつける。
花に見える紅紫色の部分は管状の小花の集まりであり、
そこにおしべとめしべを併せ持つ両性化である。
富士山で見られるフジアザミは頭花が大きいのが特徴。
養分の少ない砂礫地帯などといった悪条件の場所に
生育。
大型の株を支えるため地中深くまで根をはることに
より、そのような場所の地表を安定させる働きをして
いる。
◎フジザクラ
バラ科。高さ2~3メートルから大きくても8メート
ルほどの低木。4~6月にかけて、白または薄紅色の
下向きの花を咲かせる。
関東、中部地方の山地に分布。
この名は、富士山周辺にもっとも多く育成すること
から地元民の間に広まった通称。
正式名は「マメザクラ」。色合い、大きさ共に控えめ
で、乙女のようにうつむきかげんに花が咲くところ
から「オトメザクラ」の異名を持つ。
フジザクラがもっとも多く育成するのは、富士山周辺
では富士吉田口の中ノ茶屋と大石茶屋との間の登山道
沿い。国の天然記念物に指定されたレンゲツツジと
混生する。山梨県の県花。
◎躑躅が原(ツツジガハラ)のレンゲツツジおよび
フジザクラ群落
躑躅が原は山梨県富士吉田市、富士吉田口登山道の中
ノ茶屋から大石茶屋にかけた面積おおよそ3万平方メ
-トルの一帯に広がる混生群落。
二つの堀(センズイボリとカワラボリ)の間にまたが
っている。
1928(昭和3)年、国の天然記念物に指定される。
レンゲツツジは、北海道西南部から本州、四国、九州
と全国各所の分布する低木。
日当たりが良い場所に育成し、多数の枝を出して株を
つくり、大きな花をつけるのが特徴。
ここのツツジは純然たる野生種でありながら、その花
の色は紅、紅紫、黄紅、黄色と変化に富む。
これは培養されたものに多く見られる特徴で、自然の
ものではめずらしい。
{富士山検定公式テキスト}富士山検定協会著から
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麻)中学生日記(’98) とまらない不安
中学生日記(’98) ークラス討論会ー
大人たちに言いたいこと
自分達に出来ること 保存完了