富士山検定
なるほど知識
人口湖
田貫湖(タヌキコ)
静岡県富士宮市、朝霧高原の一角に位置する。
周囲4キロメートル、東西1キロメートル、南北0.5キロメートル。
農業用水のためにつくられた人口湖。
過去には吉野長者の伝説から「長者が池」、タヌキが多く生息した
ことから「狸沼」と呼ばれていたが、富士山本宮浅間大社宮司、
田貫次郎(タヌキジロウ)が閑居したことから、以来この名が定着
した。
真東に富士山、南北に天子ヶ岳(標高1330メートル)がそびえ、
富士山が湖面に映る「逆さ富士」も望むことができる。
そのほか、春には桜やツツジ、秋にはススキや紅葉というように、
自然環境に恵まれた絶景スポットでもある。
実物の「ダイヤモンド富士」と湖面に映る「ダイヤモンド富士」が
同時に見える「ダブルダイヤモンド富士」でも有名。
観光地としても人気が高く、湖周辺にはバンガロー、大型キャンプ
場なども設置されている。
{富士山検定公式テキスト}富士山検定協会著2006年発行から