daiozen (大王膳)

強くあらねばなりませぬ… 護るためにはどうしても!

私物化

2011年08月05日 | 社会問題を考える

【日本の明日(34)】


世界を私物化する思想が『資本主義』を生み出した。」

世界を私物化する手段には、二つの方法が編み出されている。
一つは武力をつかって世界を征服し、私物化する方法があり、
そしてもう一つの方法が資本主義による世界の私物化である。

武力による世界征服は戦乱の結果、世界は荒れるであろう。
戦乱の結果、人心も荒んでいくのが過去の通例であった。
戦乱は戦勝国にも少なからぬダメージを与えることが予測される。

危険な部署は民衆を使えば済むが、それだけで収まり切れない。
テロ・細菌・毒ガス・化学兵器…大国のトップにも危険がつきまとう。
これでは戦争で儲けをたくらむ者には計算が合わないに違いない。


それでは、資本主義による世界征服は危険はないのだろうか。
資本主義思想の世界の私物化手法は商い・取引きによっている。
お互いに、欲しい物を買い付け、余ってる物を売り付けるのである。

自分の欲しい物と相手が欲しがる物を交換(バーター)したりもする。
取引材料は天然資源・燃料・加工品・水・空気・知識・武器・人材、
あなたが思いつく限りの全てが取引材料になると言えるのです。

取引きから利潤が生れる…この利潤が世界の私物化につながる。
一般の商人・政商・武器商人…謀略・知略を使っての戦いである。
お分りだろうか? 経団連は仲よしこよしではなく、喰い合いです。

お分かりか? 東電はボランティアでなく、世界征服の一環です。
その儲かった金で飢えていた7200万人の日本人は生き延びた。
私たちの仲間・先輩は命がけで稼いだ金を遊びに散在してきた。

金を遊びに使わせるのも、商いであり・金稼ぎであり・取引きです。
つまり、これも資本主義の世界征服の犠牲者を生む方程式です。
貯金せず・遊び呆け、あなたの先輩のお金は他人の物になった。

遊び呆け、無一文になり、飢え死にして恨むのは筋違いにも見える。
資本主義は愚か者の財産を、商い上手の懐へ移す戦いなのです。
甘い話、嬉しがらせる話…引換えに財産が移動して貧富が生れる。

経団連傘下の企業のポケットにはお金がうなるほど入っています。
その代償として喜ばせて貰ったのですから、それは取引なのです。
楽しんだのですから、飢え死にしても文句を言えない理屈です。

ただ、それでは駄目でしょうって言うのが福祉政策の精神です。
だけど多くの人は福祉政策を馬鹿にしてきませんでしたか?
『おれは金を儲けるから福祉なんかいらんわい』・・・とかね。

資本主義は戦いです。持ち物・持ち金・財産の奪い合いです。
敗者の命を奪ってまで金を儲けては、寝覚めが悪いでしょう?
最低限のルールは作っておきませんか? という福祉政策です。

資本主義のワナなんか全く知らずに生きてきた人が多いと思う。
資本主義は素晴しいと政治家に言われたけど、取引には裏がある。
文部省は金もうけの旨味を教えてくれたけど、危険な遊びなのです。

最近は共産国家・ロシアも中国も資本主義を取入れていますなあ。
資本主義と共産主義は、だからね、 ちっとも矛盾しないのですよ。
資本主義の戦略で、甘ちゃんの日本人は内外の標的になっている。

オメデタイ人は甘い話に乗せられて、ほいほい付いていく。
忠言耳に逆らうですからね、、仕方ないとは思いますなあ。
ぁ! 今日もツイッターで「儲かりますよ」の声が聞こえる。 爆笑。


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