赤木飛輪 Hiwa Akagi Pianist

ピアニスト赤木飛輪のブログです。
A blog of Hiwa Akagi

柏木真樹先生

2024-08-10 22:34:49 | 音楽
ラフマニノフピアノを日本へ持ち帰られた、幻の邦人科学者、長谷川先生のおつながりで、加藤登紀子さんを経由し、お知り合いになれた。さらに深いお方、柏木マエストロ。

筒井さんというとても切れ味のいい、話に趣と魅力光るピアニスト、また、濱田ゆかりさん、
お話はどこをとっても私にはセンセーション。

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加藤登紀子さんとリハ

2024-08-03 22:56:13 | 音楽
投稿がだいぶんたまっています。約一か月前を振り返ります。

メッセンジャーで、数日まえに受信。
その数日間が惜しまれた。もっとはやく気が付きたかった。

ピアニストを探しているという突然のお声かけ。日ごろ大変お世話になっている長谷川先生からのお声かけである上に、
どうやら加藤登紀子というビッグネーム!断れるわけがあるはずがない!
飛びついた。

しかーし!楽譜が存在しないという展開。
オケパートはあるのに、ピアノはJazzの世界だからか、コード譜のみ。頭くらくら。バタンー

いただいた音源を何十回も聞き、朝から晩まで五線譜に調音をすること丸4日ほど、急ぐから自分の音符が消しゴムのカスのように雑で、よく読み取れない!その後、残る二日間で練習をしてリハへ向かった。

第一回目のリハは目黒。パーシモンの部屋の窓をのぞいたら、いつもの長谷川先生のお姿を見つけて妙に安心してしまった。指揮者の柏木マエストロとも初めてお会いできて、感激。加藤登紀子さんもスーパーかっこいいし、熱い!!登紀子プラニングの社長さんもクラシック界の人間とはちがうオーラを持っていらして、音大生が集まると少し動物園みたいになるオーケストラ(笑)東大同窓生オケは、雰囲気がまた違いなんだか私が子供の時から知っている父の東大の研究室にいるような凛とした空気が混じっていて、おお、この空気、オケで味わうなんてあり得るのか!!という不思議さ。妙に居心地が良かったのは不思議。

百万本のバラ、無垢の砂、愛の賛歌、を弾いた。

第二回目は安田講堂で。

長谷川泰先生コンマスでDIVA加藤さんと柏木マエストロと暖かい東大同窓生オーケストラに包まれ音に向かう時間は本当に幸せでした。N夫人ご紹介の草川さんというヴァイオリニストにも初対面!
高木社長へもお目にかかれました。

この日はイマジンも演奏。高木さんが持ってきてくださった当日のラフマニノフとはまた別のスタインウェイ、


スゥっと講堂の丸天井に音を溶け込ませる素敵な楽器。指にもすぐによくなじんだ。イマジンをわたしはあの空間で、あの加藤さんと共演したんだよねーー!といまでも最高の気分。どこかで加藤さんのご主人様が聞いていてくださっていたら、うわあ、うれしいな、どうしよう!うわあ!!なんて!思ってしまって!すごかったなあ、あの高揚感!といまでも振り返ります。

ひとりで勝手に高揚感💦
リハだけだったというのが少々寂しいけど。そのは敢えて気にしない!!

サイン入りで詩集もいただき、加藤さんは、ハグしてくださいました。大満足。

そのハグが暖かく優しく、安田講堂ででしたからか忘れられません。「あなたのおかげよ」って。懇談会ではこの天使のおかげっておっしゃって下さいました。 多分、本番では弾けないから、気にしてくださったんじゃないかと思います。大物は、小さな所までケアしてくださる。加藤さん、素敵💓

いただいた詩集より、わたしのお気に入りをご紹介いたします。
【この世に生まれてきたら】 詩 加藤登紀子
この世に生まれてきたら もどることはできない
この広い地球の上に ひとつの花のように生きている
風は東の空から 朝の陽ざしをはこび 道は白く輝き 
おまえを呼んでいる

陽は昇り 陽は沈んで 時はすぎてゆく
この広い地球の上に ただ一度限り生きている

幼い頃の夏の日 川で泳いでいた
夕暮れの川のほとり
草が風に揺れて鳴っていた
風は西の空から 夕日をはこび 道は赤く輝き 
私を呼んでいた

今はもうこんなに遠くへ 歩いて来てしまった
胸の中に眠っているおまえは あの頃の私なのか



【懇親会にて】
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能登半島地震被災地支援チャリティーコンサート

2024-08-03 22:34:08 | 音楽
7/14のコンサート東大の安田講堂が見事に満員。
当日、到着するとキャンセル待ちのお客様、「もう残席ありませんか?」という光景を拝見いたしましたほど。
加藤登紀子さんの歌声は、日本のすごい時代そのもの。
私たちは平穏な時代に生きてるんだなー、国民性も加藤さんの時代と私のでは、日本はずいぶん変わっているようだ、と、安田講堂という地で時代の変化を音を通じて体感。

加藤さんお芸術は、邦人の誇り。ただものではないと思った。芸能人にもとどまらないし、歌手にもとどまらない。
なんなんだろう。

ストーリーテラー!では!
テレビよりも、新聞よりも、生の姿での生の音によリ聴衆の心に直撃するストーリー。時を超えた実況中継、みたいなものかしら。なんだか、時空感覚がわからなくなってふらふらするくらい。しかもそのストーリーはそれ自体が歴史的希少価値の高いもの。
東大ご出身ということで、ご自身の詩集は、魂レヴェルのものすごい高い文才のものと感じた。
なにかとても強い物があかった。

長谷川先生の企画力のすさまじさ。突然千葉での酒造での思い付きが一か月前のことと耳にした。
それで、長谷川先生ご本人のコンマスとしての演奏に、色々な企画への気配り。そちらすべてを、長谷川先生の持前のユーモアと物腰の柔らかさをおぼっちゃまタッチ保ちつつ済ませられた!圧巻。

加藤さんと私はリハーサルをさせていただけるという機会に恵まれた。この私の至福な瞬間に関しては次の投稿で★

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