ところで私は小説「皇女和の宮」(川口松太郎作)を読んだ時、架空の侍女に強く共感しました
実際の和宮様は朝廷に嘆願書を出される時、侍女に託して都に行かせられたそうですが、不穏な時に東海道を行くのは、大変だったでしょう
…私は別に侍女じゃないですが、w、和宮様の望まれる事をしたい、という気持ちが強まり、せめて寺社へお参りした時に、必ず日本の安寧を祈るようになりました
…そして、早くい○めの世の中が直りますように……、
ある時里帰りして両親と夫と共にある大きな神社へ参った時、私はいつになく熱心に、長く懸命に祈っていたようです
終えて振り向くと、父と夫はずっと向こうにいて、母に追いつくと、
「あんた、宮司さんが感心して見ておられたわよ、」と言われました
「えっ、そうだっけ?」
私は照れ隠しに笑って言いました