金ピカスコップ

さて今日は肥料でも撒くかと思ったがまだ3月中旬、レタスを栽培する畑は既に肥料を撒き終えていて、他の畑を急いでも仕方ないと肥料撒きは止めた。
昨年出荷も終わり、仕事も大して無かったが無理して実習生の為に作った仕事 。
結局、のらりくらりで仕事もせず帰国。
残された仕事。
その仕事を僕は数日かけてしている。
目の前は実習生の宿舎、その宿舎の庭には先日入国した新たな実習生が布団を干してあるのが見える。
偉い！
昨年の実習生一度として布団干さなかったな。
宿舎はカーテンが開けられ、こたつに入っている実習生が見える。
昨年の実習生は一度としてカーテン開けることなく、こたつのある部屋は利用せず、呼びに行けば常に寝室から出てくる奴だったな。
この畑で今している仕事、スコップも使っているのだが、昨年買ったピカピカの金象印のスコップが倉庫にない。
あれはいつ使って、いつから無いのだろう？
見当たらない。
家にあるスコップは剣先が丸まったスコップと、カインズブランドのスコップ。これが重い。
だから、昨年念願の金象印のスコップ買ったのだ。
それが消息不明。

今、畑はどうなっているのだろう？と畑巡回。
軽トラから降り、畑を歩き回る。
あっ！こんなところにスコップが！
もうあの金ピカのスコップの影はなく、錆び錆びのスコップへと変わり果てていた。
象の鼻もうなだれているようにも見える。
どの畑に行っても昨年の実習生やりっ放し、未だに後片付けしてますわ。

夜は宿舎会議を兼ねて受け入れ農家と懇親会。
また今日も飲んでしまったわ。