まだ前日の怪我の痛みも癒えない夜明け間際に到着した硫黄島3島(南硫黄島、硫黄島、北硫黄島)の最南端にある誕生以来原生自然環境を保つという無人火山島。小さく見えても伊豆・小笠原諸島では最高峰の標高916m。5km北北東には3年前に噴火し大量の軽石を放出した今は海没している福徳岡ノ場。勿論定期航路もなく、東京とグアムの丁度中間となる東京から南へ約1300km、過去には遭難して漂着したケースもあるという今回の臨時便のみでアクセスできる秘境中の孤島。現在は特別な調査目的以外の上陸は禁止されているため周回する船上からの観察。比較として島の北に小さく見えるのは月齢17の月。世界でもここで繁殖するというクロウミツバメの姿もなく、船の周囲で歓迎しているのはカツオドリの群れでした。2024-10-20
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